子供の頃の自分を癒すことを繰り返していると、あれもあったこれもあったといろいろなことが出てきて、
いかに自分の子供時代が悲惨だったかを思い知らされます。
それも、後々PTSDが発症するトラウマというレベルのものですので呆れるのです。

写真の花達はこの所のハートの痛みを和らげるものをテーマに選んだのですが、
出てきた花を見て逆に、これは三才頃のことが原因だと直感しました。

三才というのはいろいろな意味で節目となる時期です。
この頃に何らかの問題が噴出しやすいことを日本人は昔から知っていたから、
守りを強くするために七五三という形で神の加護を受けて、子供を守ろうとしてきたのでしょう。
私も今更ながらによく生き延びたと感じてしまいます。
それほどにこの時代にはいくつものことが重なって現れていたのが、
現在なら理解できるからです。

そのひとつについては、すでに過去記事で書いているように私の障害の発覚です。
(詳しくは三才のトラウマⅠをご覧くださいませ)
そして、記事にあるように両親もそのことでショックを受けて、
私と向き合えなくなっていた隙をついて、父方の祖母が自分の小遣い稼ぎに
私の霊的能力を利用していたということが起きていました。
多分このことは両親は全く知りません。
祖母の悪行は近年友人が霊視して発覚したことだからです。
ただ、私は祖母のことは別件でも気になっていたので、
お墓を建て直す時に写経を行い、それを処理しているので、
祖母自身への心のしこりはすでにありません。
しかし、私本人の他者との付き合い方に影響を残していたのが、
今回クリアーにしなければならない部分です。

祖母の夫や息子達、孫と次々と自分のために利用することしかできない家族関係は、
不幸の連鎖を生み出すばかりだったでしょう。
この祖母と性があわなくて同居の解消を父にせまった母が、
結果として家族全員を守ったとも言えるでしょう。

何があったかは顕在意識では全く覚えていませんが、
私の三才の七五三は、おたふくに罹って痩せているはずの私がふくよかな顔をして
四つ違いの姉と二人、着物を着て写真に残っています。


親子の不幸の連鎖というので思い出すのは、このマンガ。

今月文庫版の最終巻が出ました。
優等生の有馬君の心のどろどろが読み応え在ります。
私、実は今回初めて読みました。
タイトルから単なる恋愛ものだと思っていましたが、違うようですね。
自分が不幸なのは親が悪いと責めたくなる方、
読んでみるといいと思います。