背中の痛みは完全に治まり、やれやれなのですが、
今月は延々膀胱炎に悩まされています。
おかげで今日は午後から今月二回目の診察に行く予定です。

主治医の方でも今回の私の膀胱炎には難色を示しています。
何故ならいつものようにすぐに治らない、
お小水の状態が普段と違いすぎるからです。


導尿を行っている者は、自排尿の人より膀胱炎はなりやすく、
故にそのたびごとに抗生物質を使って身体に薬への耐性がつくことを懸念して、
出来るだけ薬を使わないで治すことにしています。

ガンガン水分を摂取して出し続けていけば、通常は三日もあれば治ります。
それが今回はうまくいきません。


普通の人なら膀胱炎が続くくらいは、
本人が痛いだけでそんなに心配することではありませんが、
私達の場合は違います。

膀胱炎が起きてしまうと、膀胱の筋肉の収縮が鈍ります、
これにより尿の逆流症が起きる確率が上がります。
二分脊椎症の人は膀胱の内圧が高いからです。
膀胱の内圧は、私の場合で健常者の倍の数値が出ています。
元々膀胱炎というのは膀胱内で菌が繁殖している状態ですから、
このような細菌が逆流して腎臓に達してしまうと、
腎盂腎炎を起こすのは確実で、
これは即、命の危機なのです。
私が子供の頃、度々死にかけたのはこれが原因です。

J医大に行くようになって、月内にもう一度診察に行くことになるというのは初めてのことで、
それだけ主治医は今の事態を重く見ている証拠です。
前回行った時には、二回の尿検査を行い細菌培養をして、
これに対する有効な抗生物質の特定を行い、
今日までに治ってなければ、特定できた抗生物質を使うことになっています。

水分とにかく摂り続けていたのですが、なんだかまだすっきりとはいかない、
今回は本当にしつこい膀胱炎なのです。


これだけ身体の不調が続くと、
かえって自分の生きる意志を試されている気分になるのは、
私だけでしょうか?


せめて摂り続ける水分は美味しいものをと、
お茶屋さんの紫宝を一番よく飲んでいます。

もうすぐ八十八夜ですね。