自宅近所にある世田谷文学館にて、
「地上最大の手塚治虫」展が開催されていたので、
木曜日に観に行ってきました。
「ジャングル大帝」と「ヴゥンパイア」を愛読して育った私には、
作品の全集が置いてあって自由に読めるようになっているので
何時間でも居座れる、申し分のない展示内容でした。

ところが、表題の気持ちになる事故は、食後に入ったトイレで起きました。

私は導尿生活になってからは、
やはり使いやすいので障害者用トイレのあるところではそちらを利用しています。
しかし、この障害者用トイレを使用中に他者に扉を開けられるという事故が
何度も起きています。

今回のトイレは、入口の扉はボタン開閉式で入ったら中にある閉めるボタンで閉めて、
外には使用中のライトが付く、
オートロックタイプのものでした。

実は扉の開閉がボタン式の、鍵はオートロックのタイプの所で開けられるという事故が
過去の経験的には多いので、
落ち着かないものがはじめからありました。

しかも、ここは便座から見て両側が扉という男女兼用タイプの障害者用トイレでした。

私は女性用トイレ側から入室、閉めボタンを押してロックしましたが、
落ち着かないから手早く用を済ませて手を洗っていた時、
(障害者用トイレは、個室の中に手を洗う設備が必ずついています。)
男性トイレ側の扉が開き、中に入ってこようとする人がありました。
こちらは、もしやも考えていたので「やはり」と言うくらいのものでしかありませんでしたが、
入ろうとした男性の方が中に私がいることに驚いていました。

どちらが悪いということでもないし、
タイミング的には「セーフ!」でしたので和やかに別れましたが、
その男性の方が次に使うのに悩んでしまっていました。

それはそうですよね。
1つの個室に扉が二つあり、
オートロックのはずが入った時に使った側の扉の鍵しかかからないとしたら、
欠陥構造と言わざるを得なくなります。


手の動きに不自由がある方にとっては、ボタン開閉式扉が楽でしょうが、
このタイプの扉は、少々この使用中に開けられる事故が多すぎると思います。
しかし、どこにこのことを言ったらいいのかがわからない、
このことに対する改善方法の検討がつかないのが、
困ったものなのです。

とりあえずは、施設の責任者にお話すべきかしら?
と、考える私でした。