私の母が40を過ぎた頃、眼底出血なる症状にみまわれた。
曰く、視界に動く影がちらつくのだという。
眼科に行ったが状態がわかっただけで薬などもその後使うことなく、
唯一の対処は仕事中の目の負担を和らげるためにサングラスをかけるようになっただけでした。

私も何故か似たような症状が出ている。
しかし、日常生活に一切支障はないので放置したままでした。
その影が時折薄くなったり、数が増えて見えて飛蚊症のようだと思ったこともありました。
目に出ている症状なので第六チャクラ関係なのかと、
疑問に思いながらも決定的な原因が見つからず、今日まで過ごしていました。

私の目下の悩みは増え続ける腹部のみの脂肪との戦いです。
体重計と運動量計なども活用して地道に増えることは、抑えていますが、
お腹周りにだけついてしまっている脂肪を落とすことがなかなか難しい。
私のは、少々中年女性特有の肥満とはタイプが違い、
男性に多いといわれる内臓脂肪タイプなのです。
もともと、食べると胃のところがぽっこりしてしまう腹部の筋力が弱いタイプ。
胸があるから目立たずに済んでいる隠れ肥満です。
これにも絶対何か心霊的原因があるはずと、思っていましたが、
「身体を恥じている」「女性性の受け入れが足りない」といった、
一般的なものはやはり当てはまらないのです。
ここがタイプが違うところなのですね。

今日も何かヒントはないかとDr.クリスティン・ペイジの本を読み返していたら、
第六チャクラの所に、飛蚊症は、肝臓機能に障害があり、
その要因は怒りの抑圧で、チャクラで見るべきなのは弟3チャクラであることが書かれています。
肝臓の経絡は目と直結しているために、肝臓機能の弱まりは目に表れるというのです。

抑圧した怒り・・・、短気な私が表現することを抑える怒りとは、何でしょうか。
いくつか思いつくまま言葉を紡いでいくと、
浮かび上がってきたのは自分への怒りでした。
自分のからだが自分の意志でコントロールできないことへの怒り、
カラダが普通とは違うことへの怒り、
この身体に生まれてきたことへの怒り・・と、続々と芋づるのように出てきました。
これらを全部癒してもらったら、いきなり第2、第3、第4チャクラのエネルギーが通り、
活性化しました。

世の中の多くの男性も何かの怒りを表現しないまま腹に溜めているのかもしれません。


そして、さらに私が目からうろこになっているのが、写真の本。
「芸術の神様が降りてくる瞬間」 茂木健一郎著 (光文社) です。
まだ読みかけなのですが、ダンサーと対談の所で成功体験についての、
脳科学の話に幼なじみの息子の話を重ねて納得しながら、
ふと、疑問に思ったのは私にはここで言う成功体験というものが人生にあっただろうか?
ということでした。

実は思い当たることが何もないのです。
そもそも、目立つこと責任のあるポジションに着くことを障害を理由に、
母親からは止められ、避けるように教師にもお願いされていた小学校時代。
他者から賞賛されるような出来事はほとんどなく、
唯一の中学での校内絵画コンクールで第2位になったことも、
「お姉ちゃんは小学一年生で、校長室の壁に貼られた。」と、親には一蹴された。
友達に賞賛される程度のことはあっても、本当に実感できるような成功体験がない。

つまり、これをすれば成功する、プレッシャーも跳ね返せるといった経験による
脳の回路が出来上がっていないことが考えられるのです。

これを裏付けるのが実は、前述の肝臓機能の弱りなのです。
肝臓にトラブルの出る人は、怒りの抑圧もそうですが、人生の幸せの享受も難しいのです。
毎日に起きていることに心から喜び、大いに怒る。
豊かな感情の起伏と伴にいられる人間は、肝臓の問題は起こしにくいのです。

他者から評価されることがあっても、親からは評価されない。
珍しく親が評価することがあっても、姉からはバカにされ評価されない。
手放して評価されて、自分も嬉しかったという体験は、1つも思い出せません。

長く仕事のない状態が続く現在ですが、
これまでだったら先日のオーラソーマコース レベル3終了で、
一山越えて流れに乗っても良さそうなのに、
今回はそれもありません。

こうなってくると、成功体験をつくるという自分自身の限界突破を目指さねば、
この魂の暗夜は明けないと思えるのです。