久しぶりに連絡の来た友人が、「八重の桜」を観て号泣しているという。
さもありなん。

だって、その友人は一つ前の前世では私の妹だったのです。
当然、会津藩の者だったということ。
「八重の桜」に今年の大河が決まってすぐ、
相次いで出版された原作の紹介に関するものは目を通しているので、
ストーリーとしての時代の流れを知って、
「これはひとつ前の関係者は泣く」ことを確信していた私でした。

多分今は連絡の取れなくなった友人も含めて、
一緒に会津や京都、箱館を回っていたメンバーは観ているなら泣いていることでしょう。
私はご存じの通りにテレビを持たない生活していますから、
観ていません。
観ていたとしても、号泣するかは、疑問です。
私はすでに前世を癒しているからです。


さて、主人公のモデルの実物と、会っている確信が私の中にはあります。
あの戦いの最中、少しくらいは話したかもしれませんが、
私は江戸の下屋敷で生まれ育ち、京都には自主的に赴き、
会津戦争の折りに初めて国元に帰ったことになるので、
逆にあちらにはそんなに知り合いはいない位なので、
知り合いとも言えるかどうかという感触です。

でも、主人公のモデルが誰かを理解した瞬間に、
「あぁ、お八重さんなの・・・。」
と、口走ってしまっていたから、魂の中に記憶として残っていたのだと思います。


自分や友人達の例から考えると、
一つ前の前世で幕末を経験して、現在に転生している人は、
かなりの人数だと思われます。
ですから、幕末をモチーフにした作品は関心が高くなるのです。


ご自分が強く感銘をうける歴史的時代があるのは、
もしかするとあなたが前世でその時代を生きていたのかもしれません。