連日、不動産屋廻りをして、気がつくことがあります。
家賃の安い部屋というのには、欠けのある部屋が多いということです。

家賃というのは基本築年数や最寄り駅からの距離、建物の設備の充実度などで
値段が決まるもので、
決して風水の何かで左右されるものではありません。
それなのに、相場より安い部屋というのは、
なかなか人が居着かないなどの何かの理由があったりするものです。

では、この「欠け」とは何かを説明するのに、
現在、私が住んでいる部屋を図にしたものをアップしました。
これは私がオーラソーマ風水のコースに参加した頃のレイアウトです。
ですから、現在家具などは少し動かしています。
でも、「欠け」というのには、家具の配置はそれほど関係していません。
重要なのは部屋の形そのものなのです。

私の住んでいる家が一軒家であった場合、
この部屋は欠けではなく、玄関部分などは出っ張りであり、
部屋全体は赤い線で9等分したように捉えます。
しかし、この部屋はアパートで壁一枚隔てた向こう側には、
他者が住んでいて他者のスペースになるから、
玄関より図面下側が大きな欠けという扱いになります。

これは欠けている部分を意味するものが身につかない部屋なのです。
ちなみにこの部屋ですと協力者やキャリアが育たない部屋ということに・・・。
さらに、この部屋の性質が悪いことは、玄関の正面に窓があり、
部屋の中心へ玄関から入ってくるエネルギーは流れにくいこと、
玄関入ってすぐが流し台と冷蔵庫で人が横向になって初めて通れる程度の狭さであることが、
大きな欠点となってしまっているのです。
冷蔵庫をここに置かなければ、変形でもエネルギーの入口は拡がったのですが、
私は台所に冷蔵庫は置きたかったのでこのようになってしまいます。

お金はエネルギーですから、入ってくるものがどんどん少なくなった部屋だったと、
この10年を振り返ってしみじみしてしまいます。
ジュエリーの会社にいた時は、それなりに稼いでいましたが、
仕事の性質上自分が身につけるジュエリーも買わなきゃいけないし、
服装も上質なものを身につけなくてはならないしで、
出て行くお金も大きかったので、やはり、流すだけで豊かになるとはほど遠い生活でした。

しかし、こういう家の悪さを実体験できたことは、
今後の自分の役に立つことでしょう。
私はもって生まれた金運は悪くない人なので、
稼げなくても生活できるように流れたのは、運命としか呼べないものがあります。

同じアパートでもこのような造りになっているのは、私の所と下の部屋だけです。
下の部屋の住人が越してきてからは病気がちな方であるのは存知あげています。


風水というと、浅い知識で方位を気にしがちですが、
形が与えるエネルギーの流れ方というものも、とても大切なものなのです。