レムリアの真実(太陽出版)には、アセンションするための学びの条件が記されています。
そのなかで、過去と現在における感情体と精神体からすべてのネガティブなものを
手放し癒す必要性が説かれています。
ここでいうネガティブなもののなかに罪悪感があります。
罪悪感はとてもやっかいな感情です。
この感情は答えのない問いにはまり込んでいる時もあるものだからです。
おりしも続く災害に被災する方々が大勢いる日本において、
今回は無事であった人々のなかにもこの感情を持つ人が必ずいるでしょう。

「自分だけ無事でごめんなさい。」

3.11.の時に西日本や北海道に住まう人々は、
この感情と向き合っていたのではないでしょうか?
そして今回の水害、現場にいて生と死をわけたものはなんであったのか。
こんな人間の知恵の及ばないできごとのなかで、
私達は生き残ったことに罪悪感を感じてしまうことがあるのです。


しかし、ここに自己の判断というジャッジが働いた上でこの感情が生まれていることに
気づくとこれがアセンションの前に手放すべきものであることが理解できます。
アセンションはハートにイニシアティブを取らせる行為だからです。

偶然にも今、私は自分の魂が罪悪感を抱え続けていたことに気づきました。
それは地球に来る前、私のいた惑星は争いの果てに惑星まで破壊してしまった。
レムリアやアトランティスの水没以上の衝撃であり、トラウマです。
加えて私はあの惑星ではかなり高い位置にいた政治責任者のひとりでした。
この為、傲慢にも「惑星消滅を止められなくてごめんなさい。」と、
私の魂は罪悪感を抱え込んでいたのです。


こんなものを魂に抱え込んできた私は何回転生しても幸せにはならない。
罪悪感がある限り幸せになってはいけないと、
エネルギーが働くからです。


故エリザベス・キューブラ・ロス博士は、最後の著書「ライフ・レッスン」で、
人間がそれぞれの人生で学んでいる15のレッスンテーマのひとつとして
罪悪感はあげられています。
一生を通じて学ぶほどの深いものが、罪悪感にはあるのです。



被災された皆様の心が一日も早く落ち着きますようお祈りいたしております。