「魂の暗夜」と呼ばれる時期があります。

第7チャクラによる人生の統括が始まった時期、
天の意思(使命)と自分を一致させる時期でもあります。

様々なケースがあると思いますが、人によってはこの時期はアイデンティティの崩壊を伴います。
これを経験している時に自覚のある人が少ないのか、それともそこまでいける人が少ないのか
文献を紐解いても体験談も乏しく、上手く説明はできません。

天の意思に従って生きるというと、自己の意思がなくなってしまうかに聞こえますが
「自分」はちゃんとあります。
ロウワーセルフと呼ばれる低次の自己「我」がなくなるというのは、あるでしょう。

もともと天の意思、使命というものは自分が生まれる前に決めてきたことですから、
これに従って生きるというのは自分に正直に生きるだけなのですが、
この世に生まれて三次元的に生きると
私達はしばしば、自己の神なる部分と分離した生き方をしてしまうことが多いのです。

しかし、第7チャクラは、からだの中で天と直に繋がった場所ですので、
ここのエネルギーが活性化すると
もう、それまでの生き方を手放しても先に進まなければならないのが自分ではよくわかるのです。
霊的な成長というものは、時に物質的な成功が先に進むことの邪魔になることがあるのです。
それは物質的な成功に執着してしまうとそれが「我」になってしまうからです。

現在は、宇宙から降り注ぐ霊的覚醒パワーの強い時期を地球は迎えていますので、
先に進むことを促されている人はとても多いことでしょう。
このエネルギーを無視してこれまで通りの生活をしようとしたら
多大なアンバランスが生じることでしょう。
最近増えている躁うつ病は、第7チャクラと第1チャクラの間のアンバランスが原因ですので、
この辺りに本当の理由がある人もいるように思います。

使命のない人はこの世に一人としていません。

この世に生まれてきた人はすべて必要性があって存在しているのです。

魂の暗夜の時期、この世のすべてのものから見放されたような感覚に陥ることがありますが、
それでも天を神を信じることで、夜明けを見ることができるのです。