先日の勉強会で私達の想像が未来を創ることについて学びました。
その勉強会で「夢がなければ始まらない」ということわざの原文では、
「夢」の部分は「ヴィジョン」であることに、
日本人である私達は軽い驚きと感銘を受けました。

「夢」という言葉には、はかないもの、まぼろしのような、うたかたのようなという
実体の伴わない感覚が付きまといます。
けれどオリジナルは「ヴィジョン」ですから
もっとリアルな感覚を伴った言葉だったのです。

私達はもっとリアルに地球の未来について夢見る必要があるのです。

私には夢があります。
地球上のすべての川の水が飲めるようになること
こう言ったら、私の隣に座っていた人は、はじけるような反応を示しました。
彼女は実際に仕事でそういうことに関っているのだと言うのです。
そして、すでに工場などから出る廃液を安全で無害なものにすることは、
技術的に現在もう可能なのだということを話してくれました。

私は四季があるこの国が大好きです。
地球の温暖化が叫ばれて久しくなりましたが、
地球全体が住み易くなるのはかまわないけれど、
この国から四季がなくなってしまったら寂しい。

動物が人間を恐れることなく共存できるようになること。
争いや戦争、武器を手にすることのない毎日になること。
病に苦しむ人がいなくなること。
人々が無知ゆえに相手を傷つけることのない人間関係を築けること。

ヴィジョンは次々湧いてきます。
今はどうすればそれが叶うかを考える必要はありません。
行くべき未来が定まらなくては、過程も道程も定まらないからです。


私達一人一人の思いが未来の地球を創っています。
そしてこれは、意識して行なうことでより強力なものとして働くのです。

あなたは未来に何を思い描きますか?