ほぼベジタリアンになってもうすぐ二年になります。
一応体が拒否しない限りは、魚介類と乳製品は避けてはいませんが、
肉は積極的に避けています。

私は元々腎臓系統にトラブルが出やすい体です。
肉は食べないに越したことはないのです。
というのも、人間の体が完全に消化できるのは、
鶏肉までで牛や豚の蛋白は消化しきれないのです。
その消化分解できなかったものが、腎臓のろ過機能にひっかかります。
腎臓の網の目をその消化できないものたちがふさいでいくから、
やがては腎臓そのものが働かない状態になり、
透析が必要な状態になっていくのです。

そうは言っても体が持つ許容量というのは個人で違いますので、
どれだけの量を食べたらこうなるとは一概には、言えないものがあります。
水分を多く取る人は、やはり洗い流す力も強いので、
当然腎臓の目詰まりもしにくいといえるでしょう。
(アルコールを水分と勘違いしている人がいらっしゃいますが、
あれは物質的に別物ですので水分とは思わないでくださいね。)

いらないものを手放す、排泄が出来ているかどうかというのは、
とても大きな違いを生み出すのです。


そして、野菜が中心という食生活は、
別の恩恵ももたらします。
野菜や果物は、生のまま食べられるものがあります。
つまり生きたエネルギーを取り込むことが可能なのです。
植物が持つ酵素は生のままで食べてこそのものです。
食べて問題ないどころか食べることで私達の体を助けてくれるのが、
植物たちなのです。

時は実りの秋を迎えています。
自然の恩恵を享受し感謝して、箸を運びたいものです。