皆様は普段食べている「塩」についてどの位意識していらっしゃるのでしょうか。
食のプロではありませんから味という意味での舌には、
自信はありませんけれど、私はかなりこだわるほうです。
天然の塩、すなわち海水から作られた塩と岩塩以外は買いません。

クレイジーソルトというハーブと混ぜられたお塩があり、
美味しいので常用していますが、これは原料としては岩塩です。
岩塩は、お肉の調理時に美味しくなるという方がいます。
一方、海の塩はお魚の調理に使うと美味しくなるとか・・・。

とはいっても私は、肉は全くといっていいくらい食べられなくなりました。
魚はまだ食べていられますが、もう量は食べられません。
では何に塩を使うのかといったら野菜です。(笑)

塩は人間にとって必要な栄養素と言えるものです。
ある程度の量を常に摂取していなければならないものなのです。
しかし、その質については賛否両論です。
天然にがりが豊富な海の塩がいいと主張する人、それを否定する人両方がいます。

でも、長年の塩を巡る意見の中で定着してきたのは、
「天然ものがベター」というところではないでしょうか。
専売公社が発売するようなタイプは、動脈硬化を招くという意見もあります。

私の実家は「アジシオ」が好きでした。
トマトにこれかけてかぶりついていたような記憶があります。
けれども現在の私は、化学調味料の入ったものを食べるとたちまち蕁麻疹が出ます。
おかげでスーパーや飲食店で使えない店が沢山あります。
結果、決して料理が好きというタイプでないのにせっせと自分で作ることになります。

どうせ食べるなら美味しいもの食べたい。
水や塩という基本にこだわりだした動機はここです。


最近とても美味しい塩に出会うことが出来ました。
一粒が大きくて、実はそのままボリボリと皆かじっています。
でも、喉が渇いたりしません。
この塩を使って料理するとだしがなくても美味しく出来上がるという
不思議な塩です。
韓国で昔ながらの天日干しで作られたこのお塩、
当然お値段は高めではありますが、
使う量も少なくて済むから逆に高くないのかもと思ったりしています。

江ノ島の「弁財天cafe 阿慈無」で、お取扱しているものです。