先日の勉強会のあとの懇親会で、参加者の一人から
「どうしても、お酒だけが止められない。何かいい方法はないですか。」
という声が上がりました。

この方決して昼間からお酒を飲み続けているわけではありません。
晩酌についてのお話です。

一日の終わりに冷えたビールをぐいっといく。
世の中にこの習慣のある人はどのくらいいるのでしょう。
私はこの習慣も実はアルコール依存症の範疇に入るのではと疑っています。
節度なく飲んでいるわけではないから誰も病的とは思わないでしょうが、
毎晩飲まずにいられないって、こと自体が異常です。

前出の方は動物性のものを食べるの止めようと思った時点ですっぱり止めた
私よりも完全なベジタリアンです。
そんなことができる人が、お酒だけは止められないって変じゃないですか?

私はここに煙草や薬物の依存と同種の寄生生物の存在を疑わずにはおれません。
オーラの中に住み着き私達の生命エネルギーを吸い取る生物。
その一方で宿主の情動をかき立て、アルコールを飲まずにはいられなくしている。

毎日の晩酌、これのために一日頑張っているのだと言う人も少なくはありませんが、
人生に支障はないのだからというのは、
間違っているように思います。

あなたは、飲んでいる人と真剣な話をしようと思いますか。

家族と向き合える貴重な時間を失っているのは確かだと思います。
重大なものを突きつけられるのが嫌で、無意識の逃避として飲んでいる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
それは永遠に逃げ続けられるものなのでしょうか。

熟年離婚なんていうものにも影響を与えていそうな気がしています。


この真実は、オーラが見えるようになるか、
晩酌を止めた人にしかわからないのかもしれません。