昨日は江ノ島で神事を行っていました。
先生と呼ばれている方が信者さんを引き連れて総勢30名近くが、参加していました。
終わって岩屋から出て仰ぎ見た空には、不思議な現象が。
青空の雲の部分にのみ虹が、そして太陽の周りにも円を描いた虹が出ていたのです。
残念ながら太陽の周りに出た虹は、私はカメラに収めることは出来ませんでした。

実は昨日は、京都の方でも同じ様に動いていた集団がいたそうです。
日本の霊的世界を多くの人々が動き、纏め上げる方向に向かっているのを実感しました。

神事の後には昼食会、先生のお話、和尚さんと呼ばれる方によるヒーリングと
ヒーリングの伝授その他の話があり、この会は夕方六時頃まで続きました。


参加してみて、しみじみ思うことは、日本人であるという霊的プライドにすがりつく人達の多さでした。
現在自分がどこに生まれ、育ってきたかは実はかなり大きな影響を私達には与えています。
先日も久しぶりに会った友人にこの質問を投げかけたばかりの私です。
友人はバーバラ・アンブレナンのヒーリングスクールのアメリカ校に通い卒業したからです。
単純にアメリカの国家としての始まりは、
他所から来た者達が原住民を追いやりそこに成り立った国なのです。
ですので、彼らにはひとつの場所に長く住み続けるという感覚が備わっていない。
土地に根付いた暮らしを先祖から受け継いで続けて行くという日本人なら誰もが持っている感覚が
ないと、友人は言っていました。
これは、アイデンティティの確立とグラウンディングに関わってくるそうですが、
ないものを身につけるための彼らのエネルギーの獲得は、日本人のそれとは全然違うという。

日本人は確かにグラウンディングの力が弱く、エネルギー的に精神レベルは、
誰もが高く、天とのつながりが切れている人は稀なので、
孤独を感じてもそれは、人とのつながりがなく感じるレベルのものでしかないのです。

人とのつながりが希薄になって、合理的社会の幻想の前に精神性を否定され
ベースチャクラとクラウンチャクラの不調和がおこり、
うつ病の人の人数は増加の一途をたどってはいても、
日本人の場合は、神性の回復は多分簡単なのです。
ガイドだ守護神だという言葉に馴染みがなくても、
日本人ならご先祖様が守ってくれているということは、簡単に受け入れられるのです。

こうした、国民性を否定する気はありませんが、そこにすがり付こうとするのは如何なものでしょう。
得意なところを伸ばすのはよいのですが、弱いところは弱いと認めたうえで、
弱いところの強化に努めなければ全的自分を手に入れるのは難しいことと思います。


とはいえ、日本に生まれたことの意味を再確認し、
各地で神霊と繋がろうとする人々が増えているのは、喜ばしい限りです。