前世を思い出すと、そこにかかわりのある人物は、
時間やその他のことを軽く超越してしまいます。

過去世で身内だったことのある相手は、
現在は血の繋がりなどない赤の他人に生まれ変わっていても、
やはり心情的には身内のままなのです。
これは友人であっても同じことが言えます。

そんなわけで、過去世で私の妹だったことのある友人は、
現在は赤の他人なのに私を「おねえ」と呼びます。
彼女と私は物理的には似てないのに、一緒にいるとやはり姉妹に見られます。


こういう体験がいくつかあるから、テロスへ自分のエーテル体だけ飛ばして
訪問した際に出会った人物に、
「私の娘」と、告白されたのには驚きはあったもののその気持ちは、理解できるものでした。
どのように時間と空間が隔たっていても、
私にとってもその人物は親だったのです。
そして、遺伝的に見れば人種が現在は違うはずなのに、
それでもやはりどこか似ているのです。
エネルギー的には時々全く同じ波動を出しているらしい。
何も知らない人でさえ、私からその人物を感じるといいだすのですから。
波動系の人々って、呆れてしまいますよね。


こういう体験を沢山持っていると、魂のつながりとそこにある愛というものを
深く感じるのです。
反対に、現世的な血の繋がりにこだわるのが、ばかばかしくも思えることもあります。
肉体的には赤の他人のその人たちの中に、
もしかするととても近しい魂の存在がいるかもしれないのですから。