このところ、あちらこちらから届く人間関係のトラブルのお話が、
内容を伺っていくと問題を起こしていたり巻き込まれたりと立場は違っても、
原因は渦中にあるその人のインナー・チャイルドが暴れているケースが多いようです。

インナー・チャイルド(傷ついた子供心)は、無意識の領域で動き出すので、
本人に歯止めがきかないことが殆どです。
そして、インナーチャイルドが癒されていないと、どうしてもエゴが増長します。
エゴとインナー・チャイルドは密接な関係にあるのです。

親との関係性、またはその他の身近にいた大人との関係性の中で、
学び身につけたものが特にその後の人間関係を左右します。

この意味で幼少期の親と子の関係性は、その後の一生を左右するものなのです。


インナーチャイルドは、チャイルドという言葉こそ使ってはいるものの、
年の数だけいても不思議ではなく、
四十才の人のインナー・チャイルドを癒すポイントが四十あっても私は驚きません。
それほどに現代の多くの人の生き方というのは、自己の潜在意識に注意が払われていないのです。

反対に、インナー・チャイルドを癒せば癒すほど私達は心の自由を取り戻していくのです。
そして、その先には魔法の力の復活にさえ繋がった、
大切な鍵を握る癒しなのです。