今回の旅行で私が一番贅沢したのが、食器です。
行く前から買えたら…とは、思っていたのですが、別目的で行った場所に、
陶あんさんの直営店があり、しかもセット割引という嬉しいお話に飛びついてしまいました。

京都で泊まったホテルも実は贅沢なホテルだったのですが、
同行者のつてで格安で泊まらせていただきました。
でも、「ここのお食事はお値段の割に美味しくないから。」と、
この方、自分で作った料理を持参、さらに食器も持参するという徹底ぶり。
「だっていい加減な器に入れると、お料理がまずくなるのよ。」
とは、本人の弁。

実は私もこれには賛同いたします。
一人暮らしを始めたばかりの頃は100均で購入した食器を使っていました。
ところがしばらくすると、
自分で作った料理が何を食べてもおいしく感じなくなってしまったのです。
これは味覚の問題ではありませんでした。
なぜなら、作っている時にする味見ではちゃんと美味しく感じるからです。
ところが器に盛ると、食欲が落ちてしまうのです。
器のせいだと気がついて、100均で購入した食器を廃棄しました。
これには、当時働いていた会社のパートの皆が協力してくれて、
集めると食器と交換できる得点シールを
私にくださったのがありがたかったです。



先日の地震の時に、箸が一膳折れてしまっていましたので、
嵐山で見かけた竹細工のお店で本煤竹で作られた箸を購入。
お店の方には「この竹は二~三百年は、経っているよ。」と、教えられました。
細くて使いやすいお箸です。



食事は体の健康を守るための基本、
いつでもおいしくいただけるように、食器には妥協したくなくなった私です。