オーラソーマのボトルの色が変化した時、私達はそれをアルケミー(錬金術)ボトルと呼びます。

このアルケミーボトルのことの起こりは、私がオーラソーマを学び始めた頃かその前か、
ともかく10年くらい前に世界各地でいっせいにボトルがこれまでにない色に変化した時があったのです。
関係者は首をひねりましたが原因は不明、イギリスでは本来の色のボトルを希望する人には、
交換に応じるということで対応しましたが、
ものすごい数のボトルがあり得ない色に変化していたそうです。

当時のバランスと呼ばれていた昔のボトルは、色は原料の色だけでしたので、
生産ロットによって多少の色のばらつきがありましたが、
色が抜けにくいとも言われています。
そのバランスボトルが変色したのです。
しかも、本来青のはずのボトルがオレンジになるというような
退色では説明のつかない変化がほとんどだったそうです。

このイギリスに大量に戻されたボトルをアルケミーボトルと呼んだのが始まりです。

今日ではイクイリブリアムボトルの色の変化したもの、
澱が発生したもの等を気軽にアルケミーしたというようになりました。

私が仕入れ先に使っているところには、
中身の量が変化するアルケミーボトルがあります。
量と言っても全体の量は変わりません。
5:5で入っているはずの上下の量が8:2や7:3にと変化し続けているのです。

私達関係者は、ボトルのフタを開けてしまったら、
エネルギーが変化してしまうことがよくわかるので、
自分のボトル以外は開けません。
知っているからこそ、こんなおもしろいボトル
恐れ多くて開けられなくなってしまいます。(笑)

オーラソーマのボトルには魔可不思議な力が宿っているのです。
ですから、私達は色が変化したボトルを質が落ちたとは判断したりしないのです。

アルケミーしたボトルはいわば世界で一本だけのカスタマイズされたボトルです。
自分がそれに惹かれたのなら、ワークする価値のある一本になります。