生まれ変わってもなお影響を受けることがある前世、
今回は何故前世を癒す必要があるのかをあるクライアントの例でご紹介しましょう。

HPをご覧になってご存じの方もいるかと思いますが、
私は原則自宅での対面セッションは女性に限らせていただいています。
ですから、男性とのセッションは自宅以外の場所やskypeを利用したものになります。

ヒーリングを申し込まれてきたその男性とは、skypeによるコミュニケーションで、
セッションを1回行いました。

その方のお悩みは、女性のほうが好きなのに、
実際のSEXは男性としかできないというものでした。

skypeを利用したセッションは、時間が1セッション30分と短めですから、
事前にメールで詳細にやりとりいたします。
いただいたメールを読んでいるうちに、
この方の悩みは前世の影響だということが私にはわかりました。
私は霊能者ではありませんから、
心霊が問題に絡んでいても、
お金を貰って私が何とかするのではなく、
本人に対処法を教えて実行してもらって祓うやり方をします。
ですから、セッション中にその原因となっていることを話して、
成仏のさせ方を教えるかたちになりました。

男性としかできないというその背景にあるのは、
前世における聖職者になるための誓いによる影響なのです。
聖職者になるための誓いには清貧、受難、禁欲などがあります。
人生を神仏に捧げるために一生チェリーボーイでいることは、
身体の成長とリズムを無視した生き方です。
大方は、多少の発散はしなくてはやっていけません。
それで、同性の仲閒同士での秘め事が成されていたわけです。

こういう前世が影響して、女性が好きなのに女性とは交われなくなっていたのです。

私が教えたことを実行した後の後日談をメールでいただいております。

男性は自分で成仏させてあげられるかということに、セッション中不安を訴えていらしたので、
あがった証拠を示してもらうよう頼むことを提案いたしました。
後日、全ての作業が終わり、意識が現実に戻った途端に、家の外から
「あなたは神を信じますか。」
と、某宗教団体の布教宣伝文句が耳に届いたそうです。

これにはお腹を抱えて笑い転げてしまうとともに、前世の自分が成仏したことを確信できたそうです。


前世とはこんな風に現世の私達の行動を、
潜在意識からコントロールしてしまうことがあるのです。
悪いことや問題のあった前世だけが癒しが必要というわけではない
典型的なケースでした。