めでたく50才の誕生日を無事迎えることが出来ました。
お祝いメッセージをくださいました皆様、ありがとうございます。

50年というと、半世紀です。
どこが「大人になれない」「治療の甲斐なく自然淘汰を待たれる命」
なのか!という感じですよね。
こんな私は、確かに健常者よりも肉体に対するケアはいろいろとしているかもしれませんが、
俗に言うエイジングケアは、ほとんどしていません。
日常のケアは、クレンジングは使わない。
化粧水のみ、冬期などの乾燥対策に保湿クリームをプラスするだけ。
顔の筋肉がこわばっていると感じたら、
ローズクォーツのかっさをつかうだけです。

白髪の量が多いので、何もしないと年より上に見られますが、
髪を染めてしまうと、まず実年齢には見られません。
この外見年齢の若さというものに、人体の老化の状況も現れていると、
先日紹介した本で藤田先生は主張されています。

医学の世界でも「見た目と老化」の関係に注目し、動きが出ているようです。
「サーチュイン」という老化のスピードをコントロールする遺伝子が発見されて、
この遺伝子が活発に働いている人は、見た目も若々しく健康的である
ということで、誰もが持つサーチェイン遺伝子のスイッチのオンが、
寿命だけでなく、アンチエイジング効果もあると、
いうことらしい。

このサーチェインは7つあり、記憶と関係するものや、
皺といった皮膚の老化と背中の曲りに関係するものもあるという。

確かに、背中の曲がりは老人でも差があり、
家系的に曲がる曲がらないという傾向が見られるなんて話を先日、母その2と、
したばかりでした。
遺伝子に秘密があると言われれば、これは納得できます。

ただ、藤田先生は、著書の最初の方で遺伝子は変わるものであることを
前提にされています。
つまりは、個人の生き方、食事の在り方等で、
遺伝情報は後天的に書き換えられるというわけです。

その詳細は、著書を読んでいただきたいと思う私ですが、
世の女性が高いお金をつぎ込んで維持しようとしていた若さは、
実は化粧品などに頼る必要なく、実現できる、
むしろ物に頼りすぎないほうが手に入るのですから、
皮肉な話です。


見た目が若々しい人が、実際に長生きしていることは、
統計にも表れているそうです。
となれば、妖怪呼ばわりされても若く見えるのは、
生きる可能性の大きさを表しているのかと、
笑って受け流す余裕も出てくるというものです。