私が読んでいてご機嫌になってしまうマンガと出会いました。
二ノ宮友子の「七ツ屋志のぶの宝石匵」(はこの字はこれの簡単な表記です。)。
七ツ屋とは江戸時代の隠語で質屋のことです。
質屋さんを舞台に繰り広げられる宝石にまつわるあれこれの事件を描いたお話ですが、
出てくる石が結構マニアックなので楽しいのです。
その質屋さんの娘が石に宿るエネルギーを読んで、
騒動を回避したり、仕事を上手く回したりします。
ある意味では私に近いかも・・・。
そう、宝石にはいろいろなものがまとわりついているのが現実です。

でも、猿も木から落ちるというか、
すでに数年所持していたけれど気がつかなかった怨霊付きの指輪がありました。
写真のエメラルドリングです。
これは、私が以前の家の近くのリサイクルショップで、
2000円で売られているのを見つけたもの。
刻印は、ないけれどこの質量感はプラチナ台、主石にエメラルド、
脇石にダイアというこのリングにこの値段はないでしょう!?と、思いました。
もともとエメラルドが好きで、いつか1つはリングが欲しいと思っていたので、
私は飛びついてしまいました。

とても小さいものなので、私はピンキー・リングとして使用していました。

さて、この数年私は体調不安がいろいろあったので、
どこまでがこの指輪の影響だったのかは、いまとなってはわかりません。
ただ、購入してすぐに迎えた誕生月のオーラ測定で、
この指輪をしていると、チャクラの数値が全体的に下がるのは、測定されていました。
でも、もともと私の数値は、上部チャクラが異常に高すぎて、
疲れやすい傾向にあったので、これが抑えられるならと、
むしろ喜んでしまったので、深くは捉えていなかったのです。

気がつくきっかけは、クリスからの警告メールでした。
そうです占い師のクリスは、1度も依頼は出していない私のことを未だ気にかけていて、
何度も人生好転のきっかけのタイミングを読んでは知らせてきます。
そのクリスからにしては内容的に珍しいものだったので、
私の注意を惹いたわけです。
私が持っている新品ではない宝飾品に怨霊が宿っていて、
私にマイナスの影響を与えているというのです。

私はちょうどCK宛の寄附を受け取ったばかりでしたので、
念のため、宝飾品デザインされたものを全てエネルギー・チェックしてみました。
心配は杞憂でした。
届いた荷物には、かなり高価なものも混じっていましたが、
問題のありそうなものはありません。
でも、ついでに私が所持している他の宝飾品もチェックしてみようと思い立ちました。
私のエネルギーは、変動が激しいので、
波長が合わなくなってしまう石が、多いし、そのサイクルは速いのです。
大体は、私の予想通りの数値が出てくるので、私は笑って次々と試すうちに、
写真の指輪の数値に愕然としました。
ダウジングは、なんとマイナスの数値を示していたのです。

普通50%以下が自分に合わない石なのですが、
マイナス表示が出たのは、初めてです。
これは、明らかに悪影響が出ていると解釈してもいい数字でした。

私は何度も浄化用のエッセンスを使いましたが、
なかなか完全な浄化には至りませんでした。
一ヶ月位、ローズクォーツのクラスターの上に置き、
大陽と月の浄化も行いましたが、
まだ、プラスの数値にはなれど、低いものでしたので、
最後に天使にお願いしてみました。
すると、天使は指輪と私から明らかにエネルギーを抜いて処理してくれました。


現在は、私に対して100%働く状態に回復しました。


「怨霊」といっても、私は一度も姿を見たり、声を聞いたりしたわけではありません。
少なくとも、魂が宿っていたというのとは違うと思います。
ただ、あまりにも大きなマイナスの思いのエネルギーが記録されていた・・・、
そんな感じです。
個人への怨みや怒りよりも、社会的なものへの怨みや怒り・・・、
この数年の自分を振り返ってみると、
そういうものへのシンクロがあったのかもしれません。

霊能者の鬼門は自分という言葉を改めて思い出すとともに、
見も知らぬこの指輪の元の持ち主の御霊の幸せを祈るのでした。