FBのNewsを読んでいると、やたらと猫の記事を見かけます。
もちろん私が動物愛護の活動をしていて、
その関係で入ってくるものもありますが、
私が動物ネタを好んで読むせいでもあるのでしょう。

それらに、最近たいして中身のないNewSが多いのが気になります。
写真や動画を見て、ただ可愛いと言って終わっているタイプのものです。
これは、圧倒的に猫を写したものに多いです。

何故みんなそんなに「猫に癒される」というのでしょうか。
(度々主張しておりますが、これは癒しという行為ではありませんので、
私の表題は、正しく猫に和むとさせていただきました。)

結構長く動物愛護推進員をさせていただいている私、
この世界では猫派と犬派の行動は顕著です。
猫好きな人には、野良猫や地域猫という世界には関わらずには、
いられないようです。
ところが、猫好きな人って団体性とか社会性のバランス感覚のよろしくない方が、
目立ちます。
つまり、マイペースな単独行動的志向の強さが見られるのです。

猫の写真や動画を見て「癒される」と言っている人達って、
所かまわず登ったり、寝ていたりする猫の自由気ままさに、
自分の心の乾きを満たされているということではないでしょうか。
これはそれだけ、社会の縛りを日常感じていることのあらわれでは・・・?

猫動画を見て、こうしたストレスを緩和させるのも1つの手ではありますが、
根本解決にはほど遠い行為ですので、
もっとちゃんと自分と向き合われることを私はお勧めいたします。

でも、圧倒的多くの人は、こうした別の行為で溜まった自分のストレスを緩和し、
容認するという境地にいたって、問題を手放すのです。
「人間なのだから仕方ない・・・。」と。


その結論が正しいかどうかは、私は判断いたしませんが、
ご自分が抱え込んだ荷物(ストレス)をどこまで持ち続けるかも、個人の自由なので、
私はプロとして「助けて」と言われない限りは、手を貸したりはしないのです。



先週、右肩の亜脱臼を治してもらってからは、初めて姉の家に行きましたら、
久々に2匹の猫に「遊んで」と、ロック・オンされました。
実物の猫は、私は遊んであげられない身体の状態になっていたことを理解して、
この1年半甘えるタイミングをわきまえてくれていたのです。
この大人な態度に和む私でした。