しばらくお付き合いのあったクライアントさんからの依頼が完全に途切れたようで一安心の私です。
人に依存することが止められない、対人恐怖症を引き起こし、育児放棄寸前の
子育て真っ最中の方なので、急務でした。
何故なら子供の成長が親の回復を待ってはくれないからです。

Nさんは、子供がもうすぐ幼稚園に上がる頃、
気がついたら対人恐怖症を発症して家の外に出られなくなっていました。
他者にどのように見られているのかが気になって、不安に駆られるという状態でした。
夫婦仲は良好で、ご主人のほうが子供の相手は上手とか。

恐くて人に会いたくないけれど、来年には子供の登園が始まる。
送り迎えが毎日のようにあり、引きこもっていられなくなるのも理解している故の
相談でした。




遠方の方でしたので、メールでやりとりをさせていただいていました。
Nさんには、元から人の目は気になるほうではあったものの、
何故こんなに酷くなったのか原因に心当たりがないというのです。
対面での対応ではないため、オーラソーマのセッションは出来ないのですが、
ボトルを選ばせたらオレンジを選びそうな状態と思われました。
急務ではあるけれども、腰を据えて長期に取り組む必要があることを理解して貰って、
ほぼ毎月1回以上のフラワーエッセンスの遠隔リーディングと平行して、
オーラソーマのオレンジやピンクポマンダーと26番ボトル、87番ボトルを
使うようアドバイスを続けました。
エッセンスも始めのうちは、ミックスできる種類が少なく、働きかける層も
エーテル体、アストラル体、メンタル体までに限定されていました。

本人の顕在意識上に原因がないというのは、
実は受け止めきれないほどのことがあって記憶を無くしているからなのです。
これをいきなり暴いても癒しにはなりません。
Nさんの内なる教師「ハイアーセルフ」にペースを任せる必要があります。
ですから、毎回のリーディングがとても重要なのです。



1年半ほどかけてコーザル体に必要なエッセンスが出てくるようになりました。
Nさんの依存はカルマの絡んだものだったのです。
彼女はよく「何もかも捨てて山奥にひきこもりたい」といっていましたが、
他者に頼ることの必要性や相手への感謝をもつ関係性にこそ学びがある人なので、
全てが必然として起きていたのでした。


そうして、精神科の薬や私への依存無くして生活できるようになった彼女から
連絡が来なくなったことを喜ぶ私なのです。

★写真は最近私が作っているがま口です。