昨日、友人と国立新美術館にエミリー・ウングワレー展を観に行ってきました。
お昼時の待ち合わせでしたので、先にご飯を食べようと館内の施設を見て回ったのですが、
食べられるものがほとんどありませんでした
カフェの軽食サンドイッチさえも生ハムやローストビーフが入っているからです。
諦めて、先に絵を見て食事は外に出ようと話し合い、展示室に入ったのですが、
一回り見終わるととてもお腹がすいていたので地下のスペースにベジタブルポークカレーが、
見つかったのでそれを頼みました。

私も彼女もまだ完全なベジタリアンではないので、
出汁に使われている動物由来のものまで拒否するところには至っていません
でも、入っていないならその方がありがたいのです。
動物性のものを食べた後それを体内で浄化、デトックスするには多大なエネルギーを必要とします。

豚肉をよけて食べながら、二人で外食で肉を避けることの難しさに話題が盛り上がりました。
友人は、
「カレーならベジタブルをベースで作ってトッピングで肉ものを入れられるようにすればいいのに。」
と、言い出しました。私も妙案だと思いました。
トッピングでタンドリーチキンをのせるのはインドカレー屋さんならみかけることでしょう。
同じ様に豚や牛の肉をトッピングしたり、メンチカツをトッピングしたりしてみるのはいいように思いました。

大体、明治以前のこの国では、肉はほとんど食べる文化は持たなかったはずです。
それなのに、こんなに肉抜きの食事が現代は難しいのはなぜでしょう。

これから人間がアセンションしていくにつれ、私や友人のように
動物性のものを食べられなくなる人はどんどん増えてくるはずです。
私は母がお寺で育った人だから天婦羅は精進揚げ、肉よりも魚を好む食事で育ったから
多分、肉抜きが簡単に進んでしまったのでしょう。
原油の値上がりで漁業も続けていくのが難しい現状なのがみえてきています。
フード産業に携わる方々に、ここらで真剣にベジタリアンのための外食産業に
着目して欲しいところです。


今月の末にオーストラリアン・ワイルド・フラワーエッセンスの研究者が来日します。
この方がかつおだしさえも拒否するベジタリアンなのは聞き及んでおります。
初めて食べるものに味ではなく、エネルギーで動物性のものが使われているのが解るという話に、
初来日した頃は驚かされましたが、今は納得できてしまう自分がいます。