私が久しぶりの膀胱炎にかかったことは書きましたが、
私の排尿についての記録を見た医師の判断では、外から入った菌が原因ではなく、
定期的に膀胱を空にしなかったことが原因とみられました。
つまり、炎症を起こすほど増殖したこの菌はもともと体内にあったものと考えられます。

話し変わって私は現在金魚を三匹飼育しています。
そのうちの一匹が現在松かさ病を発症しています。
松かさ病は、エロモナス菌という水中に普通にいるのですが感染力は低い菌が原因といわれています。
飼育水槽の水質低下などにより金魚の抵抗力が下がった時に感染発症する難病です。
つまり、こちらも普段からある程度は体内にいる菌が原因なのです。

飼い主とペットが病気的にシンクロしてしまった事例といえるでしょう。

本当に、金魚でさえもこういう不思議を、気づきのチャンスを私達に与えてくれるのです。


別の視点から見ればどれほど彼らがこちらを愛してくれているのかでもあると思うのです。
このような愛しい存在を一緒に生きる仲間として大切に扱いたいものです。
体の大きい小さいは関係のない、ひとつの大切な魂の持ち主です。

実は魚は現行の法律では、愛玩動物として扱われてはいません。
ですから、金魚すくいのような生き物で遊ぶという虐待とも見えかねない行為も
処罰の対象にはならないのです。
でも、飼育していればわかります。
彼らも人間にとてもよく懐く、レベルとしてみたら幼いものかもしれないけれど、
飼い主やパートナーに愛があることをはっきりと見せてくれる存在なのです。

私は膀胱炎に処方された抗生剤のおかげで膀胱炎は回復し、副作用のダメージから立ち直りつつあります。
体の小さい金魚の方が病気のダメージは大きく影響してしまいますが、
回復についても私とシンクロしてくれたらいいのにと思うところです。