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健康の定義 [人生のハンデ]

私は現在日常の不都合を解消するべくお試しで投薬と導尿を行なっている。
この生活が問題なく定着できれば、障害の認定は4級になる。
既に一ヶ月お試ししたのですが、医療器具のサイズが合わなくて苦痛で、
使ったり使わなかったりしていたら、何年ぶりかの膀胱炎を引き起こしてしまいました。
全くもって参ってしまう話です。

更に参るのは、この医療器具の扱いなのです。
私の住んでいる地域は今年の10月からプラスチックは燃えるゴミに変更されたので、
この使い捨ての医療器具もその他の清浄綿も可燃ゴミとしてまとめて処理できることになりました。
しかし、プラスチックは私が出かけた先でも可燃ゴミとして処理されるわけではないのです。
今日は神奈川に住む友人宅に行ってきましたが、電車で30分かからないその地域では、
プラスチックは不燃ゴミ扱いであると、友人も言っていました。

出先で見かけたから「ちょっとトイレに・・・」という気軽さがこの生活にはないのです。
出かけた先のトイレが和式でもアウトです。
トイレでかかる時間が不慣れなことも影響して、格段に時間がかかる。
もともと、股関節に亜脱臼がある私は以前から和式は苦手で、
ちょっとゆっくり入ろうものなら、たちまち足がつって苦しむことになっていたのです。
現在のこの時間のかかり具合は、足がつるレベルに匹敵する。
そして、器具を置く場所に困る。
体の中に入れるものだから、その時まで清浄に保っておかないといけないのです。
ここまでの問題がクリアできたとして、使用したその医療器具はどうしたらいいのか?
私は女性だから女性用の個室トイレにはポット(汚物入れ)があるけれど、
同義的に考えるならそこに捨ててもいいのは、可燃ゴミまででしょう。
つまり、地域によっては使い捨てのこの医療器具はトイレ内に捨てる場所がないことになるのです。

これははっきりいって不自由な生活です。

障害の認定、生活の不自由さが上がるというのも道理です。
しかし、先週の診察で医師に言われたのは、
「尿が体内から出ない状態が病気の状態であり、
体がちゃんと尿をつくり外に出す機能が働いているのは健康な状態なんです。」でした。
この定義で言うなら出したくない時に出てしまっていても、私は健康であるということになる。
では、障害とは一体なんであろうかと逆に考えてしまうお話です。

何かどこかがおかしいと私は感じてしまう西洋医学における健康の定義です。



タグ:健康と障害
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