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不調の原因-エーテルギャップーからの脱出2 [エーテルギャップとアストラルギャップ]

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第二章 自覚

日常の中で私が異常を感じたのは、車や自転車の件などで、他の感情的なものは肉体的問題に起因するものと思っていたので、自分がエーテルギャップを起こしているとは全く気づかずに暮らしていたのです。そんな私がオーラソーマに出遇ってまもなくの1997年のある日、2度目のセッションのチャレンジボトル(当時は2番目をこう呼んでいた)であり、最初のセッションでは現在ボトルであったno.93(コーラル/ターコイズ)を使い終わった私は、無性にno.26を使ってみたくなったのです。私はセッションでプラクティショナーを勤めてくれた友人Aに相談した上で、ポケットレスキューでno.26を購入し、使用した結果、ヒーリング・クライシスを引き起こしたのです。
 このヒーリング・クライシスは完全に肉体的な症状として出ました。当時の私の平熱は35度6分位なのですが、37度を超える発熱、顔全体に吹き出物、歯茎からは膿が流れ出し、左半身(特に足)は自由が利かなくなったのです。
私はすぐ友人Aに電話をして様子を伝えると、Aは驚き謝りながらも対処法を調べてくれたのですが、普通はこの様な時にショックボトルであるno.26を使うことをすすめているのだが、私の場合はno.26の使用でショックを起こしているのでこの使用をしばらく控え、ポマンダーのピンクとクイントエッセンスのサナトクマラでバランスをとってみること等が提案されたのです。私のこの状態は3日ほど続いた後、治まりました。この後も私はno.26のポケットレスキューを使い続けましたが、このような状態は2度と起こりませんでした。
 2000年5月、東京でG女史とR氏によって開かれたボトルの理解を深める為のコースに参加した私がある質問をすると、通訳のSさんより内容を聞いた途端、G女史はいきなり感情的になって捲し立てるという事件が起こりました。
 その時にG女史より次のような指摘を受けました。『ボトルに幽霊がよってくることなんてないし、そんなものが見えるのはあなたが、普通の状態ではないからだ。自分もこれまで様々なワークショップやセミナーに参加してきて、一時的にそういうものが見えた時期もあったけれど、現在は全然そんなことはない。』という内容でした。
 この私の状態って何を指して言っているのか。
 この疑問こそが本稿の主題となるエーテルギャップについて言っていたのであろうと思われるのですが、これに関して私は異論があります。この出来事の時点で、自分がエーテルギャップを起こしている。それは認めます。しかし、だから霊なんて見たりするのだといわれると、それは違うと言いたい。詳しくは次なる第三章にて述べますが、私はかなり小さい頃から霊が見えていたし、霊を相手におしゃべりをしていた自分であり、ある事件以後長年に亘り霊が見えない聞こえない状態になっていたのです。私が再び霊を感じるようになっていったのは、19歳の春に母が他界したのがきっかけであり、以後枕元に座る母やお盆に帰ってきた母を感じることから始まり、他者(他の霊)との区別がつくようになりという段階を踏んでの話である。あまり多くの例を知らないが、私に関してはある日を境にいきなり見たり聞こえたりするようになったという性質のものではありません。
又、霊的状態の進化に伴い意識的に見ることもできるし、シャットアウトすることもできるという人にも会うと見えることが次元の低い、状態の悪いこととは言い切れないと思うのです。
エーテルギャップを起こしている人は前述のように心霊的なこと及びオカルトや宗教などに強い関心を示すという説もありますが、占星学術上私と近い年の生まれの人は冥王星の作るアスペクトの関係で同じような特徴を持つことが言われている(岡本翔子著心理占星学入門より)ものであり、このことを基準に私がエーテルギャップを起こしているというのは短絡的であると言わざるを得ない。しかし、あのG女史の発言「そんな状態だから見える」というのは、彼女の知覚したものが先にあってこのことを結び付けたのでしょう。
 また、母の他界がきっかけになったのではと思われる人もいるかもしれません。確かに母の死は私に多大なショックをもたらし、しばらくの間私はアパシー(無感動症)状態に陥ってはいますが、身体の状態には大きな変化はありませんでした。この心理状態からは、自分の想像の範疇を超える自然と対峙した結果、脱していて、これは、四十九日を迎える前の話です。
 とにかく、この事件から、私はもしかするとエーテルギャップを起こしているのかもしれないと考えるようになりましたが、特別な自覚はもたらされることはありませんでした。
沖縄には、とても大きな驚き、ショックな体験があると、必ず「まぶや」とか「まぶい」を落とすという民族的考えが信仰に結びついたものがあります。その後は、ぼーっとして、ふぬけ状態になるという。これを治すには、ユタと呼ばれる巫者と一緒にことが起こったところでお祈りをして「まぶい」を拾うといいます。(越智啓子著「人生のしくみ」参照)
それで、治るかどうかはともかく、ショックな出来事にともなう心霊的な症状があるとするのは、注目に値するのでは、ないでしょうか。こういう思想もなく、知識もなければ、エーテルギャップを起こしているほとんどの人はおそらく、私や私が出会った人々と同じ様に自身の心霊的状態に無自覚であると思われるのです。
しかし、自身がエーテルギャップを起こしていることに無自覚な人でも、オレンジ・ポマンダーによるマッサージ等で中心に戻った時にはエネルギー的体感があるので、治ったことを区別する指針になることでしょう。

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AKAZUKIN

難しいことはよくわかりませんが・・・
急に感情的になってわぁーって言ってくる人って、あまり好きじゃないかな。。。
by AKAZUKIN (2023-05-12 12:23) 

A・ラファエル

AKAZUKINさん

そういう人を好きだという人は、あまりいないのではないでしょうか。
この件は、当事者の私も何故そんな反応されたのかよくわからなくて、
何人かに相談したら、先生の反応には、宗教が絡んでいるからと、
教えてもらいました。
日本人は無宗教に近い民族なので、宗教で考え方まで縛られているというのを
理解するのは、簡単ではないという体験でもありました。
by A・ラファエル (2023-05-12 19:53) 

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