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不調の原因-エーテルギャップーからの脱出4 [エーテルギャップとアストラルギャップ]

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第四章 フラワーエッセンスの効果

 2002年の初夏、私は三十七歳にして初めて一人暮らしを実現し、12月にはバッチ博士のフラワーエッセンスについて勉強を始めました。私の通った所では週一回ごとに、バッチ博士の発見したエッセンスを七つのカテゴリーに分けた上で、カテゴリー別に学んでいき、その週に学んだ花の種類から自分に必要なものをリーディング、ミックスさせたドーセージボトル一本(30ml)を宿題として持ち帰って飲みます。実際に飲む体験も勉強になるとの理由からでしたが、これが再び私に大きな体験をもたらしたのです。
 第1週目のカテゴリーのテーマはレスキューだったのですが、飲み始めた途端、左足の自由が利かなくなり、激しい下痢に見舞われました。フラワーエッセンスでは初期反応と呼ばれているヒーリング・クライシスを私は経験することとなったのです。レスキューのカテゴリーの中にはチェリープラム(花の色はホワイト)、ロックローズ(イエロー)、クレマティス(ペールグリーン)、インパチェンス(ライラック)、スターオブベツレヘム(ホワイト)にレスキューではないが直感で選んだハニーサックル(レッド)がブレンドされていました。バッチ博士のレスキューレメディーは、ご存知の方も多いと思うのですが、オーラソーマにおけるエーテルレスキューと同じに緊急時にも用いられるものです。ともあれ、私はここでもエーテルギャップについて痛感させられることとなったのです。
 続く第2週目は恐れのカテゴリーでアスペン(レッド)、チェリープラム(ホワイト)、ミムラス(イエロー)、レッドチェストナット(コーラル)、ロックローズ(イエロー)がブレンドされることとなりました。前回と重複するものもあり、自らの問題の深さをあらためて認識する次第でした。この週は悪夢を一度見る程度の初期反応だけでした。その後は大きな反応は少なく、順調に二ヶ月ほどで基礎講座を終了。続けて始まるプロ講座では、カテゴリーに関係なく、エッセンスの内容に則したものなら自由にテーマを選べるとのことなので、『エーテルギャップを癒す』をテーマに、受講生パートナーにエッセンスを選んでもらいました。この時選ばれたのは、レッドチェストナット(コーラル)ホーンビーム(イエロー)、スターオブベツレヘム(ホワイト)、ヴァイン(グリーン)でした。このブレンドを飲むと私はひどい鬱となり部屋から出られない日が3日程続きました。理由もなく涙が流れ続け、何をする気力も持てない状態に陥ったのです。
 初期反応が激しい時、使用回数を減らして様子を見る方法もあるのですが、ペンジュラムで調べると私の場合はむしろ増やす方法が良いと出たので、回数を増やすことで対応し、感情面はこれまで向き合ってこなかった感情の噴出と思い、ただ出てくるままにして過ごしていました。
 この週の4日目、私は偶然がもたらす恩恵にあずかることとなったのです。2002年の春より、1人暮らしを始めて三ヶ月、生き物のいない生活に耐えられなくなった私は、この年の夏にコップで飼えると流行したベタ(熱帯魚の一種)を飼っていました。ヒーターを入れてあるとはいえ冬季の影響で活動が低下していたベタがいきなり、激しく飛跳ねる様子を見せ始めたのです。そのあまりの激しさに飼っている容器の外へ飛び出してしまうことを心配した私は、蓋をして外出したのです。自宅に戻った私が目にしたのは、水中に横たわるベタの姿でした。直感的に蓋をしたことがあだになったことを理解した私が、水の中へ手を入れて掬うとコーラル色の鮮やかな体は、まだ柔らかいままでした。
 この出来事には、いくつものシンクロが現れていました。1人暮らしに耐えられなくなって飼った魚の色がコーラルであり、エーテルギャップを癒すをテーマに選ばれたフラワーエッセンスの花の色がコーラルであり、この花が示す心理状態は、心配することで相手のエネルギーを奪っているがテーマにあります。
 このベタの死は、あまりの見事さに、悲しみを通り越して感動してしまった私でした。カウンセリングをしている人々が時に口にする、こうした偶然の一致がもたらす癒しには、人間の存在を超えたものを感じると表現している人々も少なくありませんが、このようなシンクロ二ティと関わりが深いのもコーラルのポマンダーの効果です。
 それからこの週の変化として特筆すべきことは、クイントエッセンスの使用時にハートチャクラの動きが感じられるようになったことです。私は十数年前からチャクラについての体感はあったので、チャクラがもたらす肉体への反応を自分で感じ続けてきましたが、ハートチャクラだけはどこにあるのかという体感すら得られずにいたのです。又、ハートチャクラは人によって示す位置が二箇所に意見が分かれており、心臓の位置にあるとする人と、身体の中心線上にあるとする二つのタイプの文献も見られ、これによっても悩むものがあったのですが、クイントエッセンス使用時に感じるようになったハートチャクラの位置は、正しく経絡でいう所の壇中(左右の乳首をつないだ真ん中)でした。では、何故心臓の位置でチャクラを感じる人がいるのか。私はこの人々のなかにこそ、エーテルギャップを起こしている人がいるのではないかと考えるのです。
 又、元来チャクラというのはエーテル体とアストラル体にそれぞれ在るということを多くの人々が失念しているように思われます。しかし、このことについてはA・E・パウエル編著の『神智学大要』において詳細に書かれているように、それぞれの光体に存在するものであることを考えクイントエッセンスの働く場がアストラル体にあることを併せて考えると、私がこの時点で感じるようになったのはアストラル体のハートチャクラであると考えるのが自然でしょう。※1
 Dr.バッチのフラワーエッセンスは、エーテル体に働くものが多いとは言われていても、それは他の多くのフラワーエッセンスと比較しての話であり、フラワーエッセンスは物質的身体からエーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体以上に働くものもあると言われています。物質的身体に働くことは私に出た初期反応を見てもお分かりになることと思います。
 私は授業の流れの必要性に合わせる為に途中他のテーマを入れることもありましたが、合計三度『エーテルギャップを癒す』をテーマにフラワーエッセンスを選んでもらい、(2度目、オーク(レッド)、ゲンチアナ(レッド)、セラトー(青紫)、ホーンビーム(イエロー)。3度目エルム(レッド)、クラブアップル(白)、パイン(イエロー))合計90mlを飲みましたが、最後の頃に思いがけない体験が起こったのです。
 自宅にて、クリスタルを使った瞑想中に腰の辺りで身体の左側からずるりという感じでエネルギーの塊が動き、自分の肉体にそれは重なったのです。


※1 クイントエッセンスの働く領域は、現在はエーテル体からアストラル体までと言われています。
   ですので、エーテル体のハートチャクラであった可能性もあります。

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