私にとって飼っている動物は生活のパートナーでした。
大型犬が好きな私は高校生の時に誕生日プレゼントに貰った
ジャーマン・シェパードにはじまり、そのこが他界して陥ったペット・ロスから救うべく
プレゼントされたベルジャン・シェパードとの合計二十年に及ぶ生活は、
朝起きたら犬の散歩に出かけ、夜も犬の散歩を終えて就寝する
犬が生活の中心にあるような暮らしでした。
この二頭との暮らしぶりは、別に変わりはないのですが、
オスだったジャーマン・シェパードは、
私を守ろうとする意識も強くその存在はまさに恋人か旦那でしたが、
メスだったベルジャン・シェパードは、子供のような存在でした。

この一年の仕事におけるパートナーには、とても恵まれていると感じています。
お互いを理解しあい、3人が利益中心でないところから、
協力してコラボレートするという仕事振りは、
ヒーリングを目的とする場にふさわしいものであったと満足できるものです。
これまでの私の仕事は一人でする仕事以外は、
使われる仕事にありがちな、自己の尊厳さえ守られないことが度々あることが多く、
そのような中で一緒に働く相手を対等なパートナーとして
接するのはとても難しいものでした。
特に日本は縦社会を重んじるから、立場の優劣を会社もつけるので
ますますしんどくなるんですね。
自分を大切にするためにこういう立場を手放した結果が現在の生活なので、
社会的な価値観で何を言われようと私は満足しています。
私が自分を大事にすることを選択したから
それを大事にすることが出来る人達をパートナーとして得ることが出来たのです。

これは愛する人を得たいと思う時も同じことです。
深く愛し合う相手との出会いを欲するなら、
先ずはあなたが自分を深く愛することをはじめればいいのです。
あなたが自分を愛すればその愛の深さに見合ったパートナーを
宇宙の真理は引き寄せるからなのです。


私の使命は、「パートナーを得ること」
世間的に言うなら人生の伴侶を得ることなのです。
過去世をいくつ遡ってもほとんど結婚もしたことない私にとって
これは大きくて深遠な人生テーマであるのです。