昨日は真夏に逆戻りしたかのようでしたのに、今日は肌寒いくらいの日ですね。
身体が変化に順応するのが難しい疲労のたまりやすい時期です、
皆様無理なくお過ごしいただきたいと思います。

私は昨日は大船観音と鎌倉の大仏、長谷観音という人々の念の集まりやすいものを
利用した呪詛のエネルギーを解くために動いていました。

この国には古来からあるエネルギーの対立の構図があります。
それは、「いざなぎ」と「いざなみ」にはじまり、
「海彦」「山彦」、「平家」と「源氏」へ、
やがては「幕府」と「朝廷」などともなり、西と東の対立にも繋がるものです。

「平家」と「源氏」の霊的和合の為の法要なども、
何年も前に実現していたのに、
現実レベルではなかなか和合の事象が表れないことを、実は不審に思っていました。

呪術的なものというのは、自然消滅は余りありません。
目的が完全に達成されるか、術が解かれるかしないと、
そのエネルギーというのは働き続けるのです。

建造のその頃からしこまれたからくりは、ずっと働き続けていたわけです。



私達は何時まで他者を打ち負かすことに、
エネルギーを注ぎ続けるのでしょう。
正と誤、勝った負けたのジャッジの世界から抜け出さない限り、
これは永遠に続くのです。

他者と自分との力関係に拘る自らの心の弱さをもっと愛しましょう。
エネルギーを奪う行為、他所に求める必要のないことに気づきましょう。
私達は今、国という境を越えて調和を目指す時を迎えているのです。
これを実現するには、奪われることへの恐れを捨てて、
与え合う喜びを選ばなければなりません。

天国と地獄の食卓のたとえ話のように。