自分を癒す方法を模索していた頃、仁神術という名前の響きに惹かれて、
この施術方法を受講しました。
講師の方はアフリカから日本に来たという白人で、経歴をついあれこれ想像してしまう方でしたが、
この方マクロビオテクスも学んでいて、「あなたは週三回きんぴらを食べなさい。」といって、
きんぴらの作り方を講義の後の飲み会で教わりました。

講義の内容は殆ど今では覚えていません。
我が国においては、あれは実際に行うにはマッサージの資格を持っている必要があるからです。
(無料奉仕なら問題ないでしょうけれど・・・。)
でも、きんぴらの方は繰り返し作ったから忘れようはずもありません。

ごぼうと人参、レンコンで作ります。
胡麻油で炒めて味付けは塩とお醤油のみ、最後にごまをふりかけてできあがりです。
これが今でも私のきんぴらの定番になっています。


今夜は満月、しかも皆既月食とか・・・。
生憎天気は悪そうですが、占星術では月は女性性のシンボルであり、
無意識や気質を表す存在です。
フルムーンに表れる地球の影は、
私達自身の無意識の心の影を象徴しているのかもしれません。

しかし、影は嫌うものでも反発するものでもなく、愛しい自らの分身、
心理学では未発達な部分を表すものといいます。
分析的気質に生まれた私の影(シャドウ)は、直感です。
今では直感を使わない日はなくなりました。
影との融合は大きな可能性をそこに秘めているのです。

自分の影を皆が、愛せるといいですね。