先日の旅行で気になったのは、大地が乾いていることでした。
あちらこちらで竹藪を見ても、雨が降っていないから竹の子が出ないのです。
三重で泊まらせていただいた別荘はダム湖の横に建っていたのですが、
水源であるはずのそのダムは底が見えていて、下の町では水が足りなくて引けないからと、
田植えが出来ないでいる田んぼがあると伺いました。
実際に車で走っていてもこれがそうだろうと思われる不自然に手つかずになっている
田んぼを見かけました。

写真は京都の嵐山、見事な竹藪の有名なお寺の境内です。
ここは、すぐそばに嵐山がありその手前には桂川が流れているところですので、
地形的に他よりは雨が降りやすいのでしょう。
細い女性のウエストくらいはある大きな竹の子に感動しました。
「すごーい!」
「大きいーっ!」 
「太ーい!」
「立派!」
と、言葉だけ聞いていたら絶対何か誤解されそうな会話を皆で発してしまいました。

美味しいお豆腐料理をお昼にいただいた後、金閣寺で有名な鹿苑寺(ろくおんじ)へ。
御庭の苔が乾いてしまっていて枯れかけているところに、
人工的に水を散布していました。

その後、Binさんに教えて貰った今宮神社へ行ってあぶり餅をいただきました。



あぶり餅のことの起こりは平安時代、実は無病息災を願うものであるとか・・・。
一口大のお餅にきなこをまぶしてから炙り、白味噌のタレがかけられています。
私的には結構ツボでした。
美味しかったです。


この旅行最後の日には雨が降ることは天気予報で言われていたのですが、
台風1号が来たのは乾きのひどさに呼び込んだかしら・・・?と思う私でした。