インナーチャイルドの癒しの必要性を感じていても、
なかなか一歩が踏み出せない人が、沢山見受けられます。

なぜでしょう?

これが癒されると生き方が変わるからです。

自分の人生に自分で責任を取らなければならなくなるからです。
具体的には、うまくいってないことを親等のせいにすることが出来なくなるからです。

自分の不幸を親のせいにして生きている人は、
なかなかここから抜け出そうとしません。

考え方を変えれば、
至らない親というのは、子にそれだけ多くの学びのチャンスを与えてくれる
すばらしい存在です。
このことに気づいた時に、私は憎くて仕方なかった父に感謝の気持ちすら沸いてきました。


基本、インナーチャイルドというのは、
すでにこれまで自分が経験してきたことに関わっているので、
見つめなおすことに耐えられないようなことはありません。
出てくる記憶を怖がる必要はないのです。

インナーチャイルドを癒すというのは、
過去の出来事に新しい視点をもたらす行為というのが、
一番ふさわしい言葉と私は思っています。