販売用のユニコーン、瞳にアクアマリンを使用したものを試作しました。
先日、乗馬クラブにお邪魔して馬達をまじまじと観察できたおかげで、
私の羊毛フエルトニードル作品も少しはリアルに近づけたでしょうか。
木箱に入れたこのタイプ、
角に使える水晶が手に入るか否かの問題ですので、
制作には数に限りがあります。

大きさを変えたり、
使用する石に併せて値段をあげれば、
他にも数体作れます。

レムリアンシードを使った場合は、さすがにかなり価格を上げなくては、
バランスが悪くなります。
宮崎県米良地区の水晶は、
角に最適な形ですがこれも石の仕入れ値だけで現在の価格になってしまいますから、
同じ価格帯では販売できません。

とにかくは、このこ達をお家に迎えたいという人がいない限りは、
形になることもないのです。
私の部屋はそんなに広くないですから、
どんどん創って置いておくことは出来ないのです。


昨日が新月でしたので、
これから2週間は制作を休みます。
作り続けるということがない分気分的には、
メリハリがあります。


羊毛フエルトニードルは、リアルに作れることが人気の理由のようですが、
私としては3次元に存在しないものたちを形にあらわす手段であり、
クリスタル達のエネルギーを損ねない表現と捉えているので、
リアルだけを追究するつもりもなかったりします。
作品として生み出す作家視点に完全になってしまうと、
クリスタル達は資材の一つでしかなくなります。
私はそれよりも原石の一つ一つを愉しみたいのです。

どこまでも石おたくな私です。