昨日は定期検診日でしたので、午前中に姉の家に行って、
お兄ちゃん猫と遊んでから新宿にある病院へと向かいました。
久しぶりに尿検査を受けたのですが、
膀胱炎の一歩手前と言う状態で、
兎に角水分を多めに摂取して排泄してしまうように申し渡されました。

のどが渇くのを潤すだけでは、この季節の水分摂取量としては足りないのです。

人間が健康な状態を維持するのには、季節に関係なく
一日1.5リットル以上の食事以外の水分摂取が必要と言われています。
もともと肉体はその60%が水分とも言われますから、
この水が常に新鮮で良質なものにしておくためには、良質な水の摂取を心掛ける必要があり、
健康維持やアンチエイジングにも欠かせない要素です。

昨夜はテレビで昭和天皇の料理番を務めた方のレシピを一部公開していましたが、
昭和天皇は飲み物でも冷たいものは召し上がらず、
ミルクも人肌に温めて召し上がっていたそうです。

お水を飲む時、冷たい方がおいしく感じるからと、
氷を入れたり冷やして飲む方は多いでしょうが、
内臓のためには常温で飲む方がよく、
常温で飲むと水の味がはっきりわかりますので、おいしい水が飲みたくなります。

ただ、おいしい水というのは、多少個人の嗜好性や体質で違いが生まれることはあるでしょう。
私は体質的に酸性傾向が強いので、アルカリ性の強い水も
かなりおいしく飲めます。
コントレックスとかも好きな方で、水に味があるのを楽しんで飲めるタイプなのです。

こうして考えると、やはり自分を知っていることは、
摂取するべきものや量もおのずと決まってくるとはいえるかもしれません。


頻繁にトイレに行くのが嫌で水分摂取量を控えてしまうという話は、よく聞きます。
かっての私もそうでした。
けれども、その行為は自ら身体の浄化作用を止めるに等しい行為です。
肉体が作る排泄物が排泄されるということは、健康で自然な行為です。
尿はいらないものが尿という形になって、
自然に体外へ出すためのシステムです。

沢山の水分を取って沢山排出することは、
身体の新陳代謝を引き上げ、健康な状態を維持する一役にもなっているのです。