空白の時間

現世ヒーリングにおいて、インナー・チャイルドとバース・トラウマを癒すことの
重要性は、かなり浸透しているように思います。

私もインナー・チャイルドとはながく取り組んできました。
バース・トラウマは出産という性質上、一度取り組めば問題は解除されると思います。
これらはこれでいいのですが、
この数日いきなり気になったのが、母親の妊娠期間中のことでした。

私は母の二度目の妊娠の時に、中絶という選択を受け、
三度目の妊娠でやっとこの世に生まれてきました。
母は、少女時代から「子供は女の子二人」と、願っていたそうで、
医師に母子共に危険だからと言われても引かずに私を産んでくれました。

このような経緯があるせいか、
私の周りにはいろいろな出産のための準備がまだ整わない、
親に心構えが出来ていなくて生まれてきた子供というケースを
目にすることが結構あるのです。

ワイルド・フラワー・エッセンスには、
母親がまだ心構えが出来ないうちに妊娠した場合に、
その妊娠中をサポートするエッセンスがあります。
どのようなエネルギー状態をも子供は親から学び取りますので、
産まれてきた子供にも、この親のエネルギー状態はすでに刷り込みされていると言っても
間違いではありません。
このような状態で産まれてきた子供は無意識のうちに、
母親にじゅうぶんに甘えることに抵抗が出るし、時には罪悪感を抱え込んでいるのです。

これが妊娠中の親の状態からもたらされるものであるなら、
現世の癒しはインナー・チャイルドやバース・トラウマだけでは、
じゅうぶんとは言えないのではないでしょうか。


子供は３才までは、自分が生まれてきた時のことを記憶していて話すことが出来ると言います。
なかには母親の妊娠期間中のことを記憶している子供もいるのです。
成長とともにこれらの記憶は潜在意識の中に入り込んでしまいますが、
そうであるなら逆に潜在意識は一生このことを覚えているわけですから、
ネガティブな体験は癒しておかねば、ずっと影響を受け続けることになります。

原因不明の頑固な無価値感や罪悪感を抱えていらっしゃる方は、
母親が自己を妊娠した時の状態を見直してみるのも必要でしょう。
そしてもし、すこしでもこの期間のいろいろに不安な要素を感じるようでしたら、
ここを癒すことをされてみてはいかがでしょうか。


やり方はいろいろとあります。
どうぞ新しいアプローチを楽しんでみてくださいませ。

タグ：妊娠期間中 誕生を記憶する子供達