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家族のこと [ヒーリング]

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心理学的見地として、家族との関係はその人の社会における人間関係の縮図ともいえます。
父親にたっぷり愛情を注がれた娘は、無意識に自己が男性に受け入れられるという
自信を持つことになります。
反対に父親があまり娘をかまわずに育てると、男性に嫌われるもしくは、
拒まれるという意識を潜在的に持つのです。
これは息子なら母親との関係が同じ様に影響します。

また、同性の親との関係性は、同性の人との関係性に、
影響しやすいのです。

女性のよくあるパターンとして、
「私、男には好かれるんだけど、女友達とは上手くいかないんだよね。」
というのを伺いますが、こういう場合多くは母親との関係性がよくないのです。

もちろん例外も存在します。
でも、圧倒的な数でこの図式に当てはまる人が多いようです。

家族との関係性はこれほどにも、大きな影響を与えるものなのです。
ですから、家族に受け入れられなかった子供は、
自分に自信を持つことや自分を大切にすることの大事さが
なかなか身につけることが難しくなってしまうのです。
人間は大抵社会を見る基準が家族の価値観から始まるからです。


しかし、どのような難しい関係性の家庭に生まれ育とうとも、
本人が目覚め、自己の確立を目指すことは可能だと思います。
生きている限り、癒され新しくスタートを切ることはできるのです。
私達を幸せにするのは、自分の価値観がいつでも幸せの鍵を握っているからです。
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ちゃこちゃん

なるほど!すごく納得出来ました!
若干放任気味なので
これからは息子にもっと構っていこうと思います^^;
by ちゃこちゃん (2009-07-18 23:49) 

A・ラファエル

ちゃこちゃんさん

ぜひそうしてあげてください。
そうすることで、将来女性と良い関係性を持てる人間に成長するのです。
by A・ラファエル (2009-07-19 00:02) 

ruriy

家族との関係は、人間関係の一番基礎の部分になりますからね。
私もいろいろと思うところがあります。
by ruriy (2009-07-19 00:34) 

★まっと★

人間が生まれて最初に出会う社会が家族。そして、幼児となり、自己の気持ちを何らかの表現が出来るようになるまではそれ以外の社会を殆ど知らずにいきるわけですから、全く同感ですね。幼稚園に入園する4月、幼稚園の通園バスに乗るのを拒む子供が多く見られます。そこで多くの幼児が『お母さんがいいぃ~~~。』といって鳴くわけですが、お母さんがいいのは当たり前。しかしながら一ヶ月もする前にそのような幼児は少なくなります。それは母親が優しい笑顔で、出迎えてくることを学習するからですよね。当たり前のことなんですけどね。
働くお母さんが多くなった昨今、その状況にも若干変化が見られつつあるようですけど・・・。
働く女性でも立派にお母さんをしていらっしゃる方が殆どです。しかし、育児の方法を見出せずに子育てをしてしまうと、やはり愛情の方向性がお互いにいき違ってしまう場合も少なくないですよね。
by ★まっと★ (2009-07-19 06:37) 

A・ラファエル

ruriyさん

コンサルの現場でもこのことは度々出てきます。
いかに多くの人がここから発する問題で悩んでいるか
ということを見ることができます。


★まっと★さん

はい、育児の方向性を見出せない、愛情の方向性がいき違っているというのも
とても、苦しいものだと思います。
この他に、愛情の示し方がわからない、知らない親まで最近は
見受けられます。
こうした、何らかのトラブルを抱えて成長した子供は、大人になっても
親になることを自然として受け入れることが難しくなってしまうのです。
社会の病理は、時代が進むほどに深くなっています。
もっと多くの人が自己を癒すことを認識して欲しいところです。
by A・ラファエル (2009-07-19 08:44) 

SKY CRUISER

A・ラファエルさんは、お父さんとの関係性、お母さんとの関係性に於いて、どのようなことを学んだと思いますか?

by SKY CRUISER (2009-07-19 09:18) 

A・ラファエル

SKY CRUISERさん

私と両親との葛藤は過去ログでたっぷり書いたと思っていますが学びとなると・・・、
父と母の2人の関係性から発展する父の依存(頼る側)、母の依存(頼らせる側)という不毛な関係性に対する気づき、(母他界後、父は娘に依存する)
親は愛しているつもりだけれど子供が求めているものとすれ違っているために愛に満たされない関係に対する気づき、
親の評価に左右されない自己評価の確立の重要性、
親の条件づきの愛の態度から無条件の愛の重要性、
子供が大人になって親を許すことの大切さ、
間接的な愛による育みの重要性、
喪失体験からの立ち直りという癒しの重要性、
病んだ親子関係がもたらす子供への悪影響等が
今、思いつくところでしょうか。
by A・ラファエル (2009-07-19 09:44) 

SKY CRUISER

お答え戴き、ありがとうございます。
記事に加えて、そのご解答も大変参考になります。
ご自身を愛し、多くの方々を癒す活動に邁進される姿を、応援させて戴きます^^
by SKY CRUISER (2009-07-19 10:10) 

A・ラファエル

SKY CRUISERさん

どういたしまして、応援ありがとうございます。
私はまさしく自己の学びの場として両親を選んで生まれてきたと思います。
by A・ラファエル (2009-07-19 12:21) 

ikuko

「自己の学びの場として両親を選んで生まれてきた」と
すっと言えるラファエルさん、すごい方だと思います。
ここまで来る間に、いろいろ葛藤もおありだったと思いますが・・。

私は今だに、親のことでは、なんだか、
モヤモヤとしています(^_^;)
答えが、今、出ないのにも、きっと理由があるのだろうし、
すべてをやり遂げたときに、「これでヨカッタんだなー。」と
思えるかなーと、ぼんやり考えたりします。

by ikuko (2009-07-19 14:00) 

A・ラファエル

ikukoさん

この問題は考えていても答えは出ないし、
自分ひとりで解決と癒しが1番難しい種類のものなのです。
何故なら毎日身近で関わる相手なので客観性をもって自分と相手を見ることができないからです。
また、過去の感情と考えもクリアニングしなければ、
いつでも、今というところから相手と関わるのが困難になるからでもあります。
by A・ラファエル (2009-07-19 14:29) 

kame

私は物心ついた時にうえついてしまった価値観に振り回されてると、
気づきながらも気づかないように誤魔化すだけだったので、
時々飛び出してくる感情に振り回されてた気がします。
「本人が目覚め、自己の確立を目指すことは可能だと」言う
言葉に救われる気がしました。
そして私がいつもストレス反応を起こしていた時には
確かに同姓(女性)が関わっていました。
まだ自分を癒すことが出来ていないと今回感じましたが、
いつか自分を癒せたら、周りの人も許し受け入れるようになりたいです。
「本当にありがとうございました」

by kame (2009-07-20 05:25) 

A・ラファエル

kameさん

世の中、なかなかあなたの親がおかしいとは、言ってくれないものですから
自分の為であっても訂正はできないものです。
気がついた今から少しずつ癒すこと始めてみましょう。
by A・ラファエル (2009-07-20 07:05) 

やっぴー

記事・コメントから、改めて考えることが沢山ありました。
職場である保育所で、また自分の中で実践していきたいと思います。
ありがとうございました。
by やっぴー (2009-07-26 14:46) 

A・ラファエル

やっぴーさん

どういたしまして、
何か得られたようで、うれしいです。
by A・ラファエル (2009-07-26 16:15) 

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