今年最後の動物教室 [ヒーリング]
昨日は、動物愛護センターが行う動物教室に今年私がお手伝いに行く最後の日でした。
動物愛護推進員になった後、このお手伝いについての打診が行政からあった時、
実は私はおことわりするつもりでした。
大好きな動物のことを話すとはいえ、人前に立って私が話すなんてとんでもないと、
思っていたからでした。
基本、病弱でさらには鍵っ子で障害をも理由に虐められて育った私です。
心理学的に見たら、
自分に自信を持っているタイプには、なかなか育つものではありません。
インナー・チャイルドを癒し、外的評価に重きを置かないように自己の観念を癒しと、
努力を続けて現在の私がいます。
自己を卑下することはなくなりましたが、
内向的な部分はやはり残っています。
ですので、すすんで人前に出ることをするタイプの人間ではないのです。
私は、私がやらなくてもという気持ちでいました。
これに『待った!』をかけたのは、姉でした。
同じ資格を持ちながらも姉と私はフィールドの違う活動の仕方をしています。
姉は協会理事とかお偉いさん達との交流もありましたから、
私よりも裏事情が見えていたようです。
この話は当時の全ての動物愛護推進員には打診されていないこと等、
私には見えていなかったことを教えてくれて、
「絶対に断ってはいけない。」と、諭されました。
それで、最初はアシスタントからこの活動を私はお手伝いすることにいたしました。
なのに、始めて数年、今年行った場所では全部私には講師の仕事が割り振られています。
講師は出来ませんからアシスタントでという活動の仕方で参加している知り合いもいます。
嫌ならそういうのもありな世界なのですが、
私は出来ないわけでもないので、どちらもOKというスタイルで参加していたら、
こういうことになっています。
ただ、私は、世田谷を中心とした近場以外には行かないので、
参加する日数も実施日数から見れば、多くはありませんが・・・。
人生にやってくるもの全てにYesをいえという教訓も世の中にありますが、
断るつもりだったのを手放して「Yes」にしたら、
自然に無理なく回っているのがこの活動なのです。
出来る範囲からこつこつ続けてきて、(何と言ってもボランティアですから)
出来る範囲が拡がったことと言ってもいいでしょう。
コントロールを手放し、ゆだねたことで自己の豊かさが拡がったのです。
終わって帰りにアシスタントを務めてくれた姉と渋谷でランチをして、
駅に向かう途中に姉が気になるお店を見つけたので、入ってみると、
久しく洋服を買う気にならなくなっていた私の五感も刺戟してくれるところで、
今年一年のご奉仕に頑張った自分へのご褒美に、
自分も洋服を購入して帰路についたのでした。
一度は辞退しようと思ったけれど
お姉様の後押しがあって・・というのも
何かのご縁ですねー。
by ikuko (2013-10-18 12:12)
ikukoさん
>何かのご縁・・・
そういうものなのかもしれませんね。
by A・ラファエル (2013-10-18 13:05)