SSブログ

愛と依存

2013_1030_170156-CIMG0266.JPG
昨日、高校の同級生が遊びに来ました。
私の自宅に彼女が来るなんて、母の葬式以来ですから、35年ぶりくらい!?
私が彼女の自宅を訪れたのも、お嬢さんが生まれたときでしたから、
18年前のことかと・・・。
当然のことながら話題はつきることがない。
たくさんの四方山話の中の家族とのお話のひとつ。
お嬢さんが「相談がある」といって、
泣きながら彼に距離を置こうと言われたことを母である友人に話してきたらしい。

端から聞いていても若い恋人達の姿はほほえましい、
メールを使ったやりとりはイマドキならではと思います。
でも、大学受験を控えた彼には、
可愛い恋人とのやりとりも大切だけれども、
相手と自分の将来のために、勉強に集中したいという気持ちもある。
その結果が・・・。


「甘える」って気持ち、これは一体何でしょうね。

先日、他の人と会話している時も、好きと甘えが話題になったのですけれど、
こちらはシングルマザーの道を突き進んできた女性で、
自分の親との関係の話からここに至ったのですが、
彼女には好きな相手には甘えたくなるという心理が理解できないようでした。
自分の親が何故自分に甘えてくるのかに苛立っていたくらいです。

甘えることが愛情表現の人がいる。
私とか、シングルマザーのその人とかは、これを学ばなければ理解しないタイプですが、
日本の女性の場合は、圧倒的に何も考えずにこれをしている気がします。

甘えは強すぎると依存傾向が出てきます。
これはオーラソーマではピンクのエネルギーの課題の側面とも言われます。

好きな相手、それが彼氏なら無条件に甘えていいなんて言うことはありません。
家族なら無条件に甘えて当然ということは、ありません。

私は過去無条件に甘えて自分がつくる借金を私に払わせようとする父から、
逃れた人ですから断言します。

このような関係性には自立のエネルギーが欠落しています。
甘えがつくる依存から抜け出すには、
断絶する「父性エネルギー」(ブルーのエネルギー)が、時には必要になるのです。


すでにご存じかと思いますが、娘二人に突き放された父は、
時間をかけて自分の抱えるものは全て自分でその責を負うことを学んでくれました。
借金は全てきれいにしたと言ってカメラを買って喜んでいる父を、
「それローンでしょ!?」と突っ込みを入れたい気持ちを抑えつつ、
「よかったね。」と応える自分の逃げ出したことの判断の正しさを今は実感するのです。

「愛しすぎる」共依存のままの母との夫婦関係並びに私との親子関係には、
突っ込み入れたいのをまぁいいかと笑って許すような穏やかな心で向き合うことは、
出来なかったと知っているからです。
nice!(14)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 14

コメント 2

ikuko

知り合ってから長い友達って、
会うと、空いていた時間なんてなかったみたいになりますよねー。
好きな相手に甘えること・・逆にちょっとうらやましいような気がしますが、
私は全然甘えないタイプなので(←甘えるというのがよくわからないのです)
「かわいげがない!」と今まで言われて続けてきました 笑
by ikuko (2013-11-26 12:25) 

A・ラファエル

ikukoさん

甘える=愛情ではないので、ここは相性の問題ですね。
ikukoさんの気持ちの表現の仕方を読み解いてくれる方を
みつけるか、教育し直すかですね。(^^)
甘えるだけが愛情表現と思う方は、感情の読み取りが下手な人なのだと
私は思います。
by A・ラファエル (2013-11-27 01:09) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0