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自分を愛する [人生のハンデ]

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遺伝子異常という身体に生まれ今年の9月をもって50年を生き延びてきました。
私は生き延びる、もしくは生き抜くことにかなりのエネルギーを注いで来たと思います。

27才の時に腰痛で倒れ、寝たきりになって自分と向き合い始め、
西洋医学の医師に手術を断られたことがきっかけで、
東洋医学やオルタナティブな医療に目を向け、
15年前からは自身がオーラソーマのプラクティショナーになり、
その後バッチ・フラワー・エッセンス・セラピストの資格も取得し、
心と身体の病の関係を学び続けてきました。

そうして、大嫌いだった自分を好きになれてきて、
消えない疑問が私の内に出来ていました。
身体に出ている障害を消したいという欲求は、
自分を愛し切れていないからではないのか?

一つ前の人生での最後の自分とクリスタルによる瞑想でシンクロして、
自刃による肉体の破壊が原因であることを知り、
前世を癒す必要性を知りました。
何故、自刃したのかは、前世の義理の妹の生まれ変わりより聞かされていました。
幼なじみによるレイブが切欠だったのですが、
この人の生まれ変わりとも早々に出会っていて、
治療者として私を治すこと、少しでも症状を軽減することに自身の力を尽くしてくれたので、
彼をゆるすことは簡単でした。

前世療法も行う精神科医越智啓子先生は、その著書のなかで書いています。
最大限にこちらを傷つけることが出来る相手とは、
魂としてはとても仲のよい相手であるというのです。
私達は愛を学ぶために、「傷つけられる」という経験をしているというのです。

これを知った時に、正直私は複雑でした。
ゆるすまでは簡単でしたけれど、
「傷つけてくれてありがとう」とまでは、思えなかったからです。
ここに感謝が持てる日が来るのかも、
身体の障害という現実と向き合う私には疑問でしかありませんでした。


今日、私には遺伝子異常による障害は、病気なのかしらという疑問も出てきました。

これは、健常者を基準にジャッジしているから、
異常がある・・・・病気ということになっているだけではないのかしら?
健康と病の定義について考えてしまいます。

生き延びるために首が長くなっていったキリンを異常だとは誰も思わないでしょう。
特定の遺伝子によりマラリヤに感染しない人々がいることを思い出すと、
生物人間の多様性の中に、遺伝子の変種も含まれると思うのです。


こんな風に考えられるようになったのは、
このままの自分をそれもありと思えるようになったからでしょう。














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