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夏に弱いのは・・・ [ボディケア]

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今朝は目覚めたらすでに雨が降っていて、久しぶりの涼しさに生き返った気分です。
今年は梅雨入りしてから晴れ間には夏日になるので、
暑さに弱い私はすでにクーラーを使い始めています。
食欲も落ちてしまって、今からこれでは不味いという感じがひしひしとしています。

昔から9月の初旬に生まれた割には、暑さに弱くて、
これは何なのでしょうと思っていました。
両親が東北出身だから?・・・でも家族は私ほどには弱くない。
この疑問に答えてくれたのが、
近年知った「冷えとり」東洋医学による五行と五臓六腑の関係でした。

夏は臓器でいうと心臓が毒出しをする季節です。
そして消化器疾患や肥満傾向のある人に辛い季節です。
私は今でこそ「内臓脂肪がぁ!」なんて言っていますが子供の頃はがりがりで、
その足の細さはガンジーかカモシカみたいと通りすがりの人に驚かれるくらいでした。
そんな子供の頃から夏に弱かったわけですから、
消化器がもともと強くはなかったのでしょう。
アレルギー体質であることを考えると脾臓あたりが怪しいかも・・・。
ともあれ、消化器のトラブルのある人は蒸し暑さに弱いのです。
実際、インドやバングラデシュを旅していたときは、暑くても元氣でした。
あそこは大地がカラカラに渇いているので雨季でさえも湿気はあまりないのです。

消化器は自分が楽になるために相克関係にある腎臓や膀胱を攻撃します。
本来相生で頼りになるはずの心臓は、この時期は自分の毒出しであまり消化器を助けられません。
ですから、夏は消化器に負担がかからないように、
食事を控えめにするほうがいい季節なのです。
といっても、私のように何も食べられないではいきすぎになってしまいますが・・・。

昔から夏になるとよく飲まれる麦茶、よく食べる素麺や冷麦といったもの。
これにも意味がちゃんとあって「麦」は、心臓の相生である肝臓を助けるものなのです。
肝臓の働きを良くすることで心臓をサポートする、
こういうのが東洋医学的な治療方法なのです。


今日は夏至、
一年でもっとも昼の長い一日です。
その日が雨模様の涼しい1日であることに胸をなで下ろしつつ、
始まったばかりの夏のために、体調管理をしっかりせねばと思う私です。

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コメント 2

ikuko

気圧低くてなんとなくだるかったり、
晴れたら晴れたで蒸し暑かったり、
体調を崩しがちになりますよね・・
お身体ご自愛くださいねー。
by ikuko (2016-06-21 12:34) 

A・ラファエル

ikukoさん

お気遣いありがとうございます。
ikukoさんも頑張りすぎないようお身体ご自愛くださいませ。
by A・ラファエル (2016-06-21 13:40) 

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