「こんなの愛じゃない」 [ヒーリング]
昨日の「自分が不幸なままでいることが最大の復讐」は、
低自我のエゴだということに皆様は気がつきましたか?
これは、もっと愛されたい親から思うように愛が得られない子供の
「子の不幸を喜ぶ親はない」を逆手に取った心理です。
私達は時々、自己の中に「愛」というものの条件付けを持っています。
それは、こういうのが愛だと勝手に決め付けた精神のパターンです。
「私を愛しているならお誕生日を祝うのは当然よね。」
「愛し合っているのだから、クリスマスは一緒に過ごすのが当たり前でしょ。」
「私を愛しているならこのくらいの我侭許してくれるでしょ。」・・・・・・・・・等等。
これらは良くあるお話ですが、本当にそうでしょうか。
答えは「否」です。
こんなことで本当に相手が自分を愛しているかどうかは量れません。
以前、私がコンサルした方にこんな人がいました。
「今日のお話によって離婚について決めたいと思ってます。」
私と会うなり開口一番にこのように仰るのです。
話を伺っていくと、夫に愛されていないように感じているというのです。
しかし、子供のことは大切にしてくれる夫だといいます。
でも、家族で一緒に遊ぶとか出かけるとかいった愛情の交流はない。
仕事以外は家にいっぱなしなので他所に女がいるわけもない。
それで悩んでいるというのです。
「私の話を聞いてどうするか決めるのはご自分ですよ。」と、話し始めたのですが、
意識のチャンネルを変えることというお話をさせていただきました。
家族ならこうするのが当然だという考えがあるために、
そういう考えのない夫は自分達を愛していないのではと疑っていたのです。
愛とは形がないものゆえに、そこにあることが時になかなか見えないもののようです。
第三者からのヒントって目からうろこの時があります。
by ベス (2009-05-27 10:34)
ビンゴなテーマで、ビックリでした(^^ゞ
どうしても確認したくなってしまう、不安になろうとする、自分の悪い癖をなんとか断ち切りたいと思います。
by みど (2009-05-27 11:26)
ベスさん
何か得られたようですね。良かったです。
みどさん
偶然は偶然ではなく必然なのですよ。
このところの悪夢もその不安と関係しているのではないでしょうか。
これは外からの愛で自分を満たそうとしている間は、
消えることのない不安です。
自分の愛で自分の内側から満たさない限り消えません。
by A・ラファエル (2009-05-27 12:32)
何事でも、時に自分の視野が狭くなることが
どうしてもあるような・・・
俯瞰的に見るためにも、アドバイスとかは
すっごく大切ですよね☆
by お茶屋 (2009-05-27 12:36)
何事もやってくれて当然という考えは持つべきではありませんね。
そういう考えを持ってしまうとイライラすることが多くなってしまいそうです。
いつもありがとうの気持ちでいたいです♪
by ちゃこちゃん (2009-05-27 14:38)
お茶屋さん
究極は「世の中にあるすべてのことは自分の内面の鏡である」という
考えもあります。
これは外観法といえますが、内観法と両方使えば、
ほとんどの事柄がわかるようになります。
方法はともかく、
一番大切なのはそうしたサイン(アドバイス)を
受け取れる状態にしているかではないかと思います。
ちゃこちゃんさん
いつでも感謝♪
シンプルで大事なことです。
by A・ラファエル (2009-05-27 16:11)
薔薇の種類のようですね、綺麗です。^^
愛情の尺度、勘違いしてはいけませんね。
by Yuki (2009-05-27 16:35)
Yukiさん
ありがとうございます。
日曜日に撮ってきたなかでは1番色が気に入っている薔薇です。(二枚目)
そもそも愛情は量るようなものではないですよね。
by A・ラファエル (2009-05-27 16:52)
ほんとうに陥りやすい問題ですね。
私も以前、「~で当然」というような意識が多々ありました。
でも、なんでもない平凡な事柄が、意識を変えることで
どんなに幸せな事だったのかと気づきました。
本人の意識の持ち方でどんな事も色々に姿を変えるのですね。
今は本質を見る訓練をしているところです。
by jennei-mammie (2009-05-27 16:55)
jennei-mammie さん
本質を見る・・・大事なことです。
焦る必要は何もないから、
マイペースでしっかり身につけられるといいですね。
by A・ラファエル (2009-05-27 17:07)
こんにちは。
偉そうなことを言えたモノじゃないのですが…
確かに、
ヒトは愛のパターンをアタマの中で定型化していますよね?
なんだか、そういうモノの存在に沿わなければ
「愛がない」というように周囲に思われることが、
とても辛かった記憶があります。
実は…過去に
「君にとって俺って何なの?」と言わせてしまったことがあります。
今考えれば「愛がない」と思われたのでしょう。
なかなか難しい問題ですよね…(苦笑)
by 小澤とも (2009-05-27 17:09)
小澤ともさん
これって若気の至りですまない問題なんですね。
お年を召してからも悩まれる方の多いこと多いこと。
大事なのはパートナーとどのように向き合うのかではないかと思います。
そして、自分はどんなパターンを持っているのかを知ることも・・・。
by A・ラファエル (2009-05-27 17:19)
いつも的確なアドバイスを、ありがとうございます!
そうですよね、必然ですよね。
悪夢も、愛に対する悪い癖も、今、自分の置かれてる現状から、原因は分かってるんです。
A・ラファエルさんの仰るとおり、自分の愛で、自分の内側から満たすことにエネルギーを注ごうと思っています。
本当にいつもありがとうございますm(__)m
by みど (2009-05-27 22:42)
どういたしまして。
力むことなく問題に正面から向かわれるよう祈っております。
by A・ラファエル (2009-05-28 08:33)
クリスマス前後は無休ですww
by HAL (2009-05-28 12:52)
愛はポケットから取り出して
見せられるものじゃないですね。
by こうちゃん (2009-05-28 13:34)
HALさん
そうですよね。わかります。
私もサービス系の仕事ばかりでしたから休めませんでした。
こうちゃん
確かに物で見せられるものではないですね。
by A・ラファエル (2009-05-28 17:20)
愛されていないと感じると不安になるのは
理解できるけれども
そういう場合にも自己に対する信頼−
愛される価値があるはずだというような自己重要感が
揺らいでいることも
一因ではないのでしょうか。
by 菊地一也 (2009-05-28 21:02)
菊地一也さん
自己に対する信頼は、親が子供を無条件に受け入れるところから始まります。
例えば私の場合のように、生まれた瞬間から受け入れられた体感がないと、
自己受容というのは通常では、なかなか育たないわけです。
そして、前回から続けているこの話のテーマは、メンタル体(精神体)の癒しです。
愛という感情体の働きにメンタル体が制限を持ってしまったパターンというものを
取り上げています。
つまり、感情では愛を受け入れているのに、観念によって否定している状態です。
仰るようなものが伴うケースもありますが、必ずしもそうではありません。
by A・ラファエル (2009-05-28 22:07)