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手放す [オーラソーマ]

DSC01366.JPG
人間を基本的グループ三つに分けるとするなら、
オーラソーマでいえば先ず三原色が持ち出されます。
青、黄、赤というわけです。
それぞれに特徴があり、私はこの分類でいけば文句なく赤のグループの人になります。

結構短気ですが、熱しやすく冷めやすいので、怒りを延々引きずることもない。
そんな赤の人の気質の1つに「執着」と「手放し」があります。
すべてに、裏と表、ポジとネガがあるように表裏一体の性質、エネルギーがあります。
「執着」と「手放し」もそんな関係性のもので、
執着する人は、その対となる手放しが苦手だったりします。

私自身もそうで、かっては父への憎しみに囚われていました。
どうしたら、憎まずにいられるようになるのかと、
いろいろなワークに取り組んでみましたが、なかなか手放すこと、
憎しみをなくすことが出来ませんでした。

勉強の為に参加したオーラソーマのコースで、
上記の三つのグループ分けの時に「執着」と「手放し」が赤であることを知り、
ということは同質のエネルギーということになるので、
理解不能に陥りかけた時、ティーチャーがゴムボールを持ち出しました。
「執着」はこれに囚われること。
握ったり、触ったり、こねくり回したり、
ここまでは理解できます。
と、ティーチャーはボールを壁に投げつけました。
「これは「手放し」ではない。」といいながら。

ボールは当然壁にぶつかって跳ね返ってきました。
彼女はそれをキャッチしながら、「現象でも同じ様に戻って来るのです。」といいます。
「これではなくなってはいませんね。」
彼女は笑いながらいいました。

「本当の「手放し」は、これです。」
ティーチャーは最初と同じ様に手の上にボールを乗せています。
でも、握ってはいません。
触ってもいません。
ボールは彼女の掌の上にただあるだけです。

あるものをあるがままに認めることが、「手放し」の本質なのです。


目の前からなくすことが「手放し」ではないのです。


わきあがってくる憎しみをただ、まだわいてくるとみつめることを繰り返すうちに、
怒っても気にならなくなっている自分に気がつきました。
やがては、ここに含まれていた大いなるレッスンに気がつき、
憎しみも怒りも感謝に取って代わっていきました。

父と直接関わっている時には、腹の立つ時もあるかもしれませんが、
それは、今その時の怒りに過ぎません。
累積した感情のエネルギーをぶつけることはないのです。
だから、いつでも気持ちのいい関係に戻ることも可能です。

「今にいる」というのは、こういうことをいうのだと体験できるようになりました。


青や黄の性質が気になる方もいらっしゃるでしょうが、
それは、コースで学ぶべきことなので、ここで書くことは遠慮させていただきます。
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コメント 8

ikuko

ボールでの説明、すごく分かりやすいです。

by ikuko (2010-05-18 12:51) 

A・ラファエル

ikukoさん

そこは、さすがティーチャー! という感じですよね。
この方自国では歌手として現役第一線で活躍されていらした方でした。
by A・ラファエル (2010-05-18 14:17) 

tsworking

色彩学と感情もリンクしているのですね。
手放すのほんとうの意味が少しだけ見えたような気がします。
ありがとうございます。
by tsworking (2010-05-18 23:57) 

A・ラファエル

tsworkingさん

どういたしまして。
オーラソーマのボトルには、肉体、感情、精神、魂と、
四つのレベルの情報があります。
つまり、赤を選べば赤のなかにあるこれらの情報全てと
関わっているわけです。
by A・ラファエル (2010-05-19 07:27) 

yoco

おはようございます♪

今まさに手放している状況です。
ボールのお話良くわかります。
ありがとうございます^^
by yoco (2010-05-19 10:04) 

A・ラファエル

yocoさん

タイムリーでしたか、良かったです。
by A・ラファエル (2010-05-19 10:45) 

ruriy

私は火の星座が多いので「赤」の人だと思っていましたが、
オーラソーマでは、「青」の人だということがわかりました。
by ruriy (2010-05-20 08:56) 

A・ラファエル

ruriyさん

青ですか・・・、私達の時代の人は当時流れていたマツモトキヨシのCMに
出ていたキャラクターで、青の人をインプットしています(笑)

どこを基盤にして考えるかで、グループ分けは変わりますね。
by A・ラファエル (2010-05-20 10:23) 

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