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自分の才能を愛でる [ヒーリング]

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昨日は国立新美術館に知り合いの絵を観に行きました。
ついでにゴッホ展も観てきたのですが、
ゴッホの作品は彼の生存中は世に受け入れられることはなかったことを考えると、
ここには才能の承認というテーマがあるように思います。


才能という言葉に大方の日本人は、特別な観念がくっついています。
絵を描く才能なら、画家として世に認められるようなのが才能ある人という思い込みです。
でも、実際は絵なんて描けない人は全く描けないものなので、
人まねであろうが描ける人は充分才能を持っていると認めていいのです。
売れるとか、世の中に認められるとかは、才能のある無しではないと思います。
ただ、才能があるということとそれを使って自分に出来ることの限界を知ることは、別な話なのです。

私は今日の夕方いきなり脈絡もなく、
「私は普通の人生を生きられない人間だと知ってるから。」と、口走っていました。
人間は天命を受け入れるには、自分の才能の承認が必要なのです。
自分という存在の自己受容と自己承認ができれば、
自力で頑張らなくても道は自然に開いていくものです。

ここに必要なのは社会的価値や他者による承認では、決してないのです。

他者からの承認の必要性というものを抜きにした場合、
何の才能もない人など唯の一人もこの世には存在しないのです。
私には何の才能もないと思う人は、
自己が思う才能というものに条件がついていることに気づく必要があります。

自分の才能を認めることは、
無条件の愛からである必要を私達は理解しなければならないのです。
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ruriy

今日は楽しい時間をご一緒させていただきまして、ありがとうございました。
コンサルテーションも受けることができて、有意義な一日となりました。
記事のお話、今日おっしゃっていただいた言葉ですね。
自分なりに認めているつもりでも、潜在意識は語ってしまうものですね。^^;
by ruriy (2010-10-23 23:17) 

Shield-Dolphin

とにかく描くことが好きで楽しくて。近所中を落書きだらけにした子供の頃を思い出しました。
同時に大人達の怒りの顔も思い出しました(汗)。

大人達の承認を得られず、描くことを禁止されたのはトラウマになっていますが、 最近 ふとしたきっかけで 塗り絵をしてみたら すごく楽しくて~~~(かれこれ40年ぶりの塗り絵です)。

インナーチャイルドが 癒されてるみたいです。

by Shield-Dolphin (2010-10-23 23:30) 

A・ラファエル

ruriyさん

こちらこそ、お会いできて楽しかったです。
今日はこうしたテーマが現れてきている人が他にもいらっしゃっていて、
「才能」がキーワードの一日になりました。

潜在意識は表層意識が否定するものもあらわしてきますから・・・ ^_^;)
by A・ラファエル (2010-10-23 23:33) 

A・ラファエル

Shield-Dolphinさん

描くことが悪いわけではなく、
描いてはいけない所に描いたことが悪かったのは、
大人の自分になら区別がつくことですものね。
by A・ラファエル (2010-10-23 23:36) 

菊地一也

いやぁ、ずいぶん前からniceをつけることもしていなかったのですね。
携帯で毎回記事は拝読していたのですが、写真などは大きいサイズで見ると、また新鮮です。

自己認証については、まったくそのとおりですね。
大事なものです。

たとえば、できないものはできないと認めること。
もっていないものはもっていないと認めること。

そしてそれで完璧なんだと知ること。

それがとても大事で意味があることだと感じます。


by 菊地一也 (2010-12-04 22:31) 

A・ラファエル

菊地一也さん

それをこそがあるがままに生きるということですね。
by A・ラファエル (2010-12-05 00:27) 

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