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脳の働きによる精神構造 [アセンション]

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友人の紹介でとても興味深い映像を見ました。
「ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作」というもので、
脳科学者が脳卒中の発作で、
自分の脳の機能―運動、言語、自己認識―が、1つひとつ活動を停止していくのを観察した
自己の体験を語ったものです。

この体験談を見ると、
脳の左と右の機能と特性の違いがよくわかります。


マインド優先の私は、自己の内的会話を止めさせるのがとても難しかったのを覚えています。
昔の私の内側では絶えず自己がおしゃべりを続けていて、
夜寝るときもこの会話が延々続いて二時間は軽くなかなか寝付けなかったものです。
それで、仕方ないから言語の入っていない音楽を聴きながらにすると、
格段に早く寝入ることが出来るのでクラッシックやフュージョン、環境音楽というものが、
夜に欠かせない人でした。

何故、言語の入っていない音楽が効くかというと、
人間の言語中枢は右利きの私なら左脳にあり、
内的会話も言語によるものであるなら左脳が働きっぱなしにあることを示しています。
脳の活動を完全に止めるというのは、「死」だけですので、
フルに回転し続けるのをトーンダウンさせるには、
反対側の右脳を働かせる必要があります。
右脳は音楽脳ともいわれていて、
音を処理するときに働く脳です。
外的刺激によって、右脳を活発にすることで左脳のペースを落とさせる
こうすることで過度な働きをペースダウンすることが出来るのです。
緊張が抜ければ、眠りに入ることは普通は難しくはありません。

瞑想やリラクゼーションを実践する内に、
一時的な片側だけの頭痛をよく経験しました。
これは右脳と左脳の電差バランスを取るときにみられるもののようです。
また、言葉で導く瞑想やリラクゼーションでは、
θ波が出るような深い状態に入るのは、難しいと感じます。
内側の身体感覚に集中して外から入る情報を遮断していけば可能になります。


今日の私は、以前のように内的会話が止められないということはなくなりました。
睡眠障害も見られません。

映像でジルが語るような、左脳が機能しなくなった状態はつくれませんが、
左脳ばかりを使って生きているという感覚はありません。
それは、過去と未来しかない生き方から、
今に集中するという右脳に重きをおく生き方に変化しているので、
かなりなところ右と左のバランスは取れてきているのではないでしょうか。


分離は左脳がつくりだし、
ワンネスは、右脳が知っているのです。
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こうちゃん

アオサギさんがいいワンポイントになっていますね。
by こうちゃん (2011-05-19 23:24) 

A・ラファエル

こうちゃん

はい、このこはしばらくそばで写真を撮らせてくれました。
このこを撮ろうとすると金閣寺が入らず、
金閣寺と一緒にというと寄り切れず、バランスに悩みました。
このショットは金閣寺が真っ直ぐに写っていないのが残念なもの。
アオサギさんとのバランスはこれが一番かなと思う一枚でした。
by A・ラファエル (2011-05-19 23:50) 

standard55

右脳と左脳については、最近特に注意深く観察しています。
特に政治のニュースを見ていると左脳(形式知)がよく使われていることが
見てとれます。左脳の情報は上書きされてしまうと聞きましたが、
今、日本が抱えている大きな問題の解決は大丈夫なのかとても不安に
なりました。
by standard55 (2011-05-22 15:34) 

A・ラファエル

standard55さん

分離については日本だけが問題なのではなく、
三次元上の世界全てが共通して抱えている問題なのです。
ここの意識を超越していかないと、
解決は難しいでしょうね。
by A・ラファエル (2011-05-22 21:47) 

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