泣き叫ぶ女性性 その2 [前世]
長引く膀胱炎で、過去世の傷が浮かび上がってきた私です。
天川時代の結婚は、すでに書いた通りに、
村の統治のための政略結婚でしたから、
相手への気持ちなど始めはなかったと言っても言いすぎでもないでしょう。
しかし、これをきっかけに振り返ってみれば、
数少ない男性との関わりのほとんどが自分の愛の伴わないものだということに気づきました。
私は過去世では比較的身分が高く、名前に「姫」をつけられるような立場のことも多く、
そういう時は当然ながら重い責任を背負って生きているので、
恋愛で相手を選ぶ自由はなかったのです。
義務と責任と血の存続のみで男性との性的交渉を続ける人生しか思い出せません。
ただ1人、私に子をもたらしたその人のことは嫌いじゃなかったですけれど、
許嫁的に5才になる頃から一緒に育った天皇を相手に、
拒む権利などこの国の女性にはなかったのです。
(過去世の話ですから誤解のないように。)
血の存続という生存の部分でのみ男性と結びついてきたことは、
結果としてベース・チャクラにトラウマをつくってきたわけです。
ハートが望む相手でない人を躰で受け入れるのは、
受容性という女性性を自らが間違った使い方をしてきていたのです。
これは、性という局面において自己愛がいかに足りなかったのかを思い知らされました。
一つ前の人生にて、レイプという最大級に傷つけられる体験がなければ、
男性を拒む理由を学べない自分だったのかもしれません。
ここまでのことが見えてきて初めて、
一つ前のあの出来事に感謝することが出来た自分でした。
その過去性のお話、厳しいものがありますね。
by カエル (2012-05-03 09:47)
カエルさん
何事も学びのために引き寄せたものです。
でも、当人にとっては厳しいなんて感じてはいないことです。
by A・ラファエル (2012-05-03 11:19)