無意識が操作するもの [ヒーリング]
昨日友人から久しぶりに電話があり、いろいろな話をしました。
話している間に、いくつかの相手が抱えている問題のテーマがクリアになったのですが、
その1つを少し掘り下げるような話の流れになった時に、
友人は私の会話を受けたつもりで、別のことについて答えていました。
これは例えば、親のことについて訊いていたのに、
相手の答えは兄弟のことになっていたというようなものです。
答えた本人にとっては、家族のことだから、
私の質問に答えたことになっています。
でも、私は親について訊ねたのであって、兄弟のことを訊ねたわけではないので、
この答えは不自然なものなのです。
これは、あからさまに話題を変えたわけではなく、
本人の無意識が私の質問に答えることを避けている、
そのことについて考えるのを止めさせようとして働いたケースです。
このような場合、無意識が避けさせたその先にこそヒーリング・ポイントがあります。
私は、「ちょっと待って」とまだ話し続けている相手の会話を止めて、
今、何が起こったかを話し、相手に気づいてもらいました。
そこで相手は初めて自分の会話の不自然さと、
自分が無意識に避けたものに気づくことが出来ました。
多分同じようなことは、日常会話のなかでも起きているし、
文章を読む時にも起きているのです。
私達は、その先に進むことが苦痛を伴うと予想される時や、
過去の苦しい体験を思い起こされる可能性に触れると、
無意識は自己を守るために避けようと働くのです。
しかし、これを続けていても癒しは遠ざかるのみと言えるでしょう。
そして、適切な癒しは、必ずしも無意識が怖がっているように、
過去の痛みを再現するものではないのです。
ヒーリング・ポイントは、その人の人生に混乱や困難を創り出している原因です。
気づくことが出来たものからクリーニングしてしまうこと(癒し)を
おすすめいたします。
写真は最近新たに描き直した101番大天使ジョフィエルです。
本人からの希望で、大天使のイラスト中、最もロングショットなイラストになりました。
しかし、このイラストでも実は私満足できないでいます。
本人から届いたイメージが、オーラソーマの限定された世界では描ききれないせいです。
オーラソーマのボトルカラーがあるために、
ゲートの周りを暗い色では塗れないから・・・。
ゲーテの色彩論に乗っ取って青くするのがせいぜいでした。
大天使ジョフィエル、
なかなか納得する一枚が描けない大天使のひとりです。
タグ:無意識による自己操作
コメント 0