SSブログ

鬼その後 [ヒーリング]

前回お話しした父に憑いていた鬼を
私が神田明神に預けた後、すぐにこの鬼を最初に見てしまった友人が、
しばらく眷属として使っていました。
彼女は私よりはるかに陰の気を持つ者ですから、可能だったことですが、
とても力の強い存在なので気を抜くと自分が使われかねないと苦笑していました。

友人がそうしてこの鬼と関わってくれたおかげで、
この鬼を父が何処で拾ったかがわかりました。
母の育った実家、浪江の寺にいた存在だったのです。
父は母と結婚しているので、「もしその気があるなら寺を継がないか。」
とも言われていたらしい。
「きっぱり、断った。」と、父は言っていましたが、
昔あの寺は後継者問題を抱えていたので、
無言の圧力としてつけられたか、
父の中にある負の心の何かと同調したかでしょう。


最近では、専門家は憑依と憑着というふうに分けて考えられているほど、
憑依というのは簡単な現象ではないと見られているようです。
ちなみに、私は霊感あっても幻視も幻聴もないタイプですので、
誤解のないようお願いいたします。
ですので、自分を精神疾患かもとは思ったことはありません。
感覚的にわかるだけなのです。
こちらの解釈が間違っている間は、何時までも落ち着かないのですが、
感じ取ったことが正しい時にはいつでもとてもクリアーなのです。

鬼はやはり陰の気の力の存在とはいえ、
幽霊や妖怪とは次元の違う神ですから、
なかなかにパワフルな存在だったようです。
あんなものくっつけて平気でいた私の父というのも、
ある意味で普通の人ではないと言えるのでしょう。

鬼を使っていた友人と父は前世で親子だったこともあるようで、
その前世も父親のフォローのために一生を捧げたような人生だったみたいです。
生まれ変わっても又フォローしているのかと、
現世では娘のはずの私が他人事のように眺めてしまいました。

鬼はしばらく、友人の所で働いたあとは、「自然に還した」と言っていました。
私もそれで、安心したのでした。

力のある存在を手に入れると心のたがが外れたりする人も、多いですから、
友人を信じていましたけれど、
ずっと気になってしまっていたのです。


ところで、
私が言っても説得力がない気がしますが、
皆様には、決してこのような危険な行為をまねしないようお願いいたします。
神様関係は下手を打つと簡単に命を取られますので、
この意味では、幽霊よりもはるかに質が悪い存在なのです。



nice!(22)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 22

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0