エイジング

水曜日、午前中は上野でブルガリ展を観て、午後は新宿のモリンダで開催された
「美エイジング・セミナー」に参加してきました。

実は私はあんまり興味の無かった分野。
私は自分の外見を必要以上には大事にしていませんから・・・。

さて、エイジングというものの鍵は、現在「酸化」と「糖化」の
二つになっているようです。
「酸化」は、女性向けファッション雑誌とかでも出てくるので、
ここで説明は省きますが、
「糖化」は、聞き慣れない言葉なのではないでしょうか。
字の通りの「糖」と、タンパク質が結びつくことを「糖化」といい、
タンパク質と糖が加熱されてできた物質（Advanced Glycation End Products）が、
老化に関係していると言うことです。
糖化は、医学の世界では糖尿病患者の治療以外にはこれまで、
注目されていなかったらしいですが、Ａｇｅで、表され、
計測できる機械も存在しています。

ざっくり言ってしまうと、糖化は普段の食生活と日常の習慣で、
大きく変化の作れるものということになります。

単純に考えれば、糖分を沢山摂っていて、なおかつ脂っこいものが好きな人は、
Ａｇｅが高く、体内年齢も高いということになります。
でも、糖って砂糖だけではなく、炭水化物も体内で糖に変化するので、
意外に摂っている物なのです。
ただし、タンパク質と結びつかなければ、
「糖化」には、ならないわけです。

セミナーでは、お肉を食べないダイエットや糖質制限ダイエットは、
本当に美容にいいのか等も説明してくれました。
セミナー修了後、希望者はＡｇｅを計測してもらえます。
皮膚に光を当てて、計りますので、
腕まくりするだけで、計測できます。
私のＡｇｅ値は２０３で、体内年齢は５０才でした。
私は５１才ですから、年相応と思ったのですが、
このセミナーに私を誘った人は、この結果には驚いていました。

糖化に対する知識もなく、これまでこのことに何もしていなかった人なのに、
平均よりは低いのです。

一般的には、ベジタリアンはＡｇｅは、高いのだそうです。
それはタンパク質不足が、招くらしいのですが、
私はお豆腐大好きで、一応卵や魚は食べるボスコベジタリアンですから、
タンパク質不足には、なっていなかったということでしょう。

実年齢よりも体内年齢が１０才上という方も、ざらにいるようです。

このＡｇｅ測定は、医療機関でも受けることが可能なものです。
私を誘ったその人は、日航で姉の先輩にあたる人なので、
確か僅かながらも姉より年上だったと記憶しますが、
Ａｇｅ測定では体内年齢３４才！でした。

この方、進行性の癌を寛解させた人なのです。
癌は糖質を食べて成長するものなので、
糖化を下げるということに着目しているサプリメントの摂取が効果を発揮した
ケースなのです。
もちろん癌だけでなく、様々な病気にもこのことは効果があり、
１０８の研究論文がこのサプリメントには出ていて、
この分野の研究はさらに続いているのです。

今回はエイジングセミナーなので、この辺のことは、改めて、
健康セミナーにでも参加して理解を深めようと思います。


エイジングは、現在美容の世界だけでなく、
医療の世界からも注目され、期待される研究分野になっているのです。

タグ：カラダの老化を防ぐ