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お正月の男尊女卑に思う [ヒーリング]

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写真は今年の七草がゆ、七草+ノニの葉入りのおかゆです。
お正月休みが終わって自宅に戻ってからは、とても真面目に自炊している私です。
というのも、姉から不要品としてもらった包丁のキレ味がとても良いのと、
今年早々の買い物がサーモで保温する鍋で、煮込み料理が煮込まずに出来る優れもの。
最初につくったのはカレーでしたが、昨夜はおでんにチャレンジ。
大根がお箸で切れる柔らかさなのに煮込む必要なしで出来上がる、
おかげで料理がストレス無くできています。

私はお一人様ですから、体調悪い時は、気兼ねなく料理もサボるし、手を抜きます。
でも、主婦である方々は、なかなかそうはいきません。
このお正月は、お正月にみる男尊女卑についてネットの一部で盛り上がっているそうですが、
この問題の根本にあるのは、主婦にはお休みがないということだと思います。
男性陣が「普段会社行って働いて頑張っているのだから、
たまのお休みにお酒飲んでのんびりしたっていいじゃないか。」という主張をするのも、
かっては会社勤めをしていた身として理解できます。
でも、これとは反対に勤めこそ無いけれど主婦業には、
1日24時間、365日お休みなんて無いのです。
会社勤めをする男性達のようにからだと気分のメリハリなく、
常に一定レベルで働き続ける必要があることのストレスを、
そういう状態になったことのない人達は理解しているのでしょうか。

私は包丁を変えて切れが良くなったことで、
今までの包丁で料理していたことによるストレスに気づきました。
意外に思われるかもしれませんが、ストレスって無くなった時に気づくものも多いのです。


昨日は成人の日でしたが、かってこの日は小正月、女正月ともいって、
年末年始働き通しだった女性達が無礼講で楽しめる日でもありました。
女正月に女性達は着飾り、料理をサボり、お酒を飲んで騒いでも、
この日だけはねぎらいの意味で許されたのです。
そんな優しい習慣が何時のまにか廃れてしまったことが、
バランスの悪い社会を生み出していると感じています。

私が見たネットでの映像の話です。
海外のある仕事の面接に訪れた人々が労働条件を聞いて口々に
そんな過酷な労働あり得ない」と、
非難しました。
けれど、その職種を聞いた後に人々は絶句し、ある者は感謝の涙を流したほどです。
それが「母親」業です。



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コメント 4

ikuko

お正月のおせち料理は、女の人が食事の用意を
休むためのものかと思ってたんですけど、
違うんですね・・成人式の日が女性のお休み・・
by ikuko (2017-01-10 13:01) 

A・ラファエル

ikukoさん

おせち料理は、接待のために料理をする時間がないので、
料理を休むとか釜戸の神を休ませるとかの意味からきていると、
私は教えられましたけれど、
地方によって微妙に違うのが難しいところです。
by A・ラファエル (2017-01-10 13:13) 

いっぷく

私は、母と家族の介護があるので、365日24時間休みはありません。
もともと月給もらってのほほんとしている苦労知らずサラリーマンの
文句など、バカバカしくて聞く気になれません。
by いっぷく (2017-01-12 03:51) 

A・ラファエル

いっぷくさん

いっぷくさんの生活スタイルがまさに主婦や母親の生活ですね。
毎日お疲れ様です。
しかも介護となると、一般的な子育てと違い終わりのめどがつかないから、
精神的にもかなりしんどくなりやすいもの。
陰ながら応援しております。
by A・ラファエル (2017-01-12 09:59) 

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