病人に癒されたくない [ヒーリング]
このブログが更新される7日は、私の誕生日です。
今年は1泊旅行をこのタイミングにリクエストしました。
それで、早朝から出かけるために、本記事は予約投稿です。
今回のタイトル、私の親友であり、同業者だった「路子」が言われた言葉です。
ずいぶんきついこと言われていると、思います。
彼女は乳癌の治療を続けていることを隠さなかったから、
言われてしまったことでした。
同じように思われているかもしれませんが、私は言われたことがありません。
多分、現代医学で治癒が不可能な障害者にこれを言うのは、
虐待めいているからかもしれません。
でも、癌も少し前までは不治の病扱いだったのですけれど、
それでもやはり何か気持ち的に違うと感じるのかもしれません。
私としては、これを言う人の考えは想像がつくけれど、
癒しと病を知らない人の浅慮だと感じてしまいます。
路子は典型的な世話焼き体質でした。
これが強すぎることと、
彼女のこの質に惹かれる夫やクライアントが、
彼女の病を創り出したと言えるでしょう。
本人も理解はしていたけれど、持って生まれた質を変えること、
それも周りからは喜ばれているところを変えるのは、簡単なことではありません。
でも、彼女は前世と比べれば今生は格段に上手くやったのではないかと思います。
私はそれで充分ではないかと思うのです。
単なる繰り返しではなく、変化を創り出せたのだから。
ヒーラーとしては、病に陥ったことがあればこそ、
治る過程に起こる心の変化も理解できます。
私に至っては、病による死の恐怖さえ乗り越えてきたから、生きているとも言えます。
経験は無駄ではないし、
私や路子からヒーリングを受けたからといって、
病気になるはずもありません。
彼女は仕事を続けることが、病を治りにくくしていたのです。
好きなことを仕事にしていた分ジレンマを感じていたのではないでしょうか。
今となっては想像してみるだけです。
私は、生まれた時からこの身体ですから、ある意味冷めてもいます。
その一方で自分の身体なので、癒しはどこまで可能なのかのチャレンジしてます。
障害のある身体を人生を面白く過ごすための材料にしているのです。
これこそ私の経験がなければ、伝えられないお話でしょう。
タグ:ヒーリング
1日遅れましたが、誕生日おめでとうございます。
経験しているからこそ、
相手の気持ちに寄り添えるっていうの、ありますよね。。
路子さんはご自身の身を削ってでも誰かのために尽くされるタイプの方だったのでしょうか・・・
by ikuko (2017-09-08 12:29)
ikukoさん
ありがとうございます。
仰るとおりで、
路子はまさに身を削って尽くすタイプの人でした。
by A・ラファエル (2017-09-08 19:50)